寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

イチロー、ありがとう、ありがとう。

阪神大震災を神戸で体験した私にとって、「がんばろう神戸」とオリックスを引っ張るイチローにどれだけ勇気づけられたか。メジャー移籍した後も、土日の午前中はNHKの衛星放送にかじりついていました。毎年シーズンオフにNHKでの特集は録画して何度も見ていました。イチローは私の人生そのものだった気がします。イチローがいたから、頑張れました。


8回に交代が告げられ、イチローが外野スタンドを振り向いた瞬間、スタンドのファンは総立ちで拍手されていました。


試合終了後、23時半を廻っても帰らない人たち。子供も含む若い人もたくさんいました。明日は平日にも関わらず。ウエーブに、イチローコール。出てくる保障はないのに。映像をずっと見ていましたが、あり得ない東京ドームの雰囲気でした。


記者会見など予定があろうに、試合終了後30分たって、グランドに帰ってきたイチロー。ただグランドを一週するだけですが、通い合うイチローと観客。その光景をメジャーのスター選手がスマホで撮影する。感極まる菊池雄星(菊池投手、素晴らしい青年です。)。現役の最後に最高の瞬間を迎えられたと思います。記者会見で、イチロー選手自身が、それを本当に喜んでいたのがわかり、うれしかったです。苦しい現役生活を送ってきたことに対するギフトでしょう。シアトルマリナーズとファンからの。
(記者会見で、最後に一本打ちたかった。僕でもファンの皆さんに喜んでほしいとおもうんですよ。と語っていたのが印象的でした。やっと肩の荷を下ろせたんだなと。)


イチローの歴史に自分を重ねていた方がたくさんいたのでしょう。日本での引退、最後に戻ってきてくれてありがとう。唯一無二の存在でした。ありがとう、イチロー。