寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

価値ある敗戦

3/29 日本ハム戦(開幕戦)3-7●

10回裏に中田翔に満塁サヨナラ本塁打を打たれて敗戦。札幌で大阪桐蔭出身の中田翔を最高のヒーローにしてしまいました。さすがです。持っている男というべきでしょう。

然れども、延長の同点で一死三塁になった時点で、勝負ありですから、特段の衝撃はありませんでした。日ハムファンの皆さんは溜飲を下げたでしょうが。おめでとうございます。

山岡好投

開幕投手の山岡が、7回まで89球、被安打2、失点1と、ほぼ完璧な投球をします。しかし、8回。ファーボールからの連打で2点を返されて同点になります。しかし、先発投手の責任を十分に果たしました。昨年までなら、8回はほぼ投手交代になっていたと思われます。今年はリリーフ陣の負荷軽減のため、先発は行くところまで行くという方針。それを開幕戦だからといって適用除外にはしない。動かざること山の如し、我慢の采配。

余裕をのこした投手継投

さらに、昨年までとの違いが垣間見えます。同点の9回。増井ではなく、澤田を持ってきました。これも昨年の福良監督なら同点でも増井でした。開幕戦だからといって、特別な野球をしないと決めていたのでしょう。普段通りの戦い方で、堂々と負けた。これが昨年はできなかった。今日に限れば、福良采配だと勝っていたかもしれませんが、143試合を戦うのです。良いです。


負けに不思議の負けなしなれども、敗戦にこそ、大切なことが隠されていると思います。価値ある敗戦。明日、切り替えていきましょう。