寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【イチロー】365日24時間野球のことを考えた男

Number 975

2合連続のイチロー特集です。974が引退試合前のもので、975は引退発表後の編集。この2冊は私が生きている間、大切に持っているでしょう。

975の方は、会見が中心ですが、編集がやや時間不足な感はあります。もしかしたら、引退は想定外だったのかもしれません。

やっぱり、力以上の評価をされるというのは、とても苦しいこと

会見の中で一番、印象の残った言葉です。94年に仰木監督がレギュラーで使ってもらって、この年までは楽しかったという話の流れで、それ以降の話としての発言です。ものすごい期待をして、それに応えてくれるイチローにさらに大きな期待をしていたのだと思います。神戸にいた頃も、シアトルに行ってからも。

国民栄誉賞の辞退にすがすがしさを感じる

3度目のオファーを固辞したそうです。「人生の幕を下ろした時に頂けるよう励みます」という気の利いた台詞を残して。
受賞者の名誉よりも、授与側の人気に使われているような気がするこの賞の辞退は、イチローの気質を現しているようで、なんともすがすがしさを感じずにはいられません。
イチローに限らず、スポーツ選手は政治とは遠いところに置いておくべきです。

野球のことだけを考えた男

引退後は草野球をやってみたいと会見で語ったイチロー。トップチームだけが野球ではありません。大好きな野球を追求するというのが鈴木一朗さんの原点でしょう。だから、平すら練習をした。今更語るまでもありませんが、新人時代に、実績のある先輩たちが舌を巻くほど練習をしていました。イチローが一人ランニングする姿を何度も見かけました。
今のオリックスの選手たちはそれができているか。イチローの練習する神戸と、舞洲で離れてしまいイチローと接する機会は無くなってしまったかもしれません。しかし、このチームが輩出したお手本に学んで、その意志を継ぐのがオリックスの選手の使命だと思います。


T-岡田、ファームで藤井康雄コーチに見てもらい練習してください。GWに復帰して、今シーズン、ホームラン王を獲得する。イチローの深夜は寝ていて見ていない男。まず寝ずに考えてください。答えは心の中にあるはずなので。

杉本、イチローの練習相手に示され、イチローに憧れた男。タイプは違いますが、深夜の会見を最後まで見たという姿勢は成績に繋がるはず。


イチローが今後どのような人生を歩むのか。
鈴木一朗さんには過度な期待をしてしまうのですが、やはり。この先は書けませんが。