寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】福良GMの誕生に望み

最下位の地位固め

今日も負けました。相変わらず打てません。ここまで1勝4敗のオープナーの加藤投手相手に、7回まで無安打。記録に残らないエラーもありました。オリックスだけ、野手は二軍で戦っているかのようです。オリックスにとって、面白みが全くない試合でした。何より覇気がないです。意地でも塁に出る気持ちが見られない。

お家芸は、コーチの配置換えと監督辞任

このような状態になると、オリックスのお家芸は、コーチの1、2軍入れ替え。その次は、監督の交代です。
しかし、今年は育成はうまく行っています。ここは、フロントが現場に介入せずに、現場に任せる方がよいに決まっています。
その意味で、フロント改革に手をつけたのは評価できます。

湊球団社長「GMを新設することでフロント強化をしたい。まだまだチームを立て直せる。来年からより、今就くことが重要。幅広い人脈と知見を生かしてほしい」

湊社長のコメントからは、長村球団本部長のチーム運営からの事実上の更迭とも感じられます。打線では唯一の全国区の吉田正尚の獲得は、瀬戸山、加藤体制の成果です。その後の長村体制は、目立ちませんが、育成に大きく舵を切って、すでに成果も出ています。神戸からファームの移転、高校生投手を中心にしたドラフト。いわば、阪急OBを中心のコーチ組閣と彼らによる育成体制。それほど悪くもなく、成果が成績に繋がるのはもう少しかかると見えます。長村さんが無能な本部長とも言えないでしょう。

しかし、勝負師としての本部長ならではのツボを外している印象が、私にはあります。一例ですが、大成功の2016年ドラフト。一位は山岡で、二位は黒木でした。二位指名時には、京田陽太が残っていました。黒木獲得はそこだけ見れば、間違いなく成功です。しかし、チームに最も必要だったのが、即戦力の打てて守れる内野手でした。その後の京田の活躍は関係なく、最大の補強ポイントが転がっていたのですから、絶対に採らないといけませんでした。本来、一位でもよかったくらいですから。それが、昨年ドラフトの極端な内野手指名につながっているような気がしてなりません。

ともかく、社長は中長期だけでなく、短期の結果が欲しいもの。当然、オーナーの指示もあるでしょう。そこで、福良GMに育成+αを期待となったのでしょう。「まだ立て直せる」「幅広い人脈」のくだりは、今シーズンのトレードや外国人補強を示唆していると見ます。もしかしたら、湊社長のその指示に、長村本部長が難色を示したのかもしれません。

いずれにしても、福良GMがチームコンセプトにあった選手の獲得して、育成をすることが急務に思えます。

福良GM

監督時代は中継ぎ酷使、バント多様、ポジションを固定しない起用など、私はあまりよい印象はありません。その点、西村監督の方が長けていると思えます。いずれにしても、福良GMー西村監督ー中嶋二軍監督が思いを一つにチームを作ることが、成功の鍵と思います。やがて、田口監督の誕生もあるのかもしれませんが、これからの動きには注目です。