寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】やり返すなら新しい形がいい

岸田新監督の会見

緊張されていましたが、高揚されることもなく、終始冷静で好印象です。
新人監督が、このような場合によくあるのが、雰囲気で根拠のない浮ついた言葉を吐いてしまうことです。この点をクリアーされているのがまず良かった。


中嶋監督は、メディアに塩対応と言われますが、内部機密に関わることまで喋ってしまうより、全然良いです。中嶋聡さんは、言っても若い時からのスターです。不人気球団、阪急ブレーブスとは言え、メディアに囲まれても、緊張することはなかったでしょう。


ただ、岸田新監督はそこまでの経験値はない。
そんな中で、ほとんど初めての単独記者会見でしょうから、十分に合格点。
次に注目されるのは、秋季キャンプとドラフト会議。それまでに、チーム方針をしっかりと固めて、フロントやコーチとベクトル合わせをしておく必要があります。
福良GMに変に遠慮してもいけないし、対立してもいけない。難しいポジションだと思いますが、思い切ってやってほしいです。最初の失敗は、ファンも想定済みですから。


やり返すなら新しい形がいい

中嶋監督の退任の言葉。報道の字面からですから、ニュアンスがわかりづらいのですが、伝えられているのは以下。


「せっかくなんでもう一回やり返したい気持ちはもちろんあったが、やり返すなら新しい形がいい」


これは、オリックスが来年、優勝を目指すのに、新体制が良いという言葉であることは間違いありません。
しかしながら、55才。少々体調不良も伝えられますが、まだまだ働き盛り。一旦は休むとしても、定年したサラリーマンも3日も休めば飽きるとも聞きます。
ご自身のやる返しも考えられてはいるでしょう。


来年すぐにはないでしょうが、数年後には違うチームで指揮はあると思います。
想像ですが、日本ハムファイターズは候補になるのでは。選手、指導者として、12年間在籍しており、これは阪急よりも長い。パドレスに2年間指導者教育させてもらうなど、指導者としての基礎を作ってくれたのは日本ハムでしょう。アメリカから帰って、1年でオリックスの二軍監督に就任しています。福良GMの誘いに応じた形ですが、日本ハムには不義理ではあるでしょう。


日本ハムとすれば、先行投資の還元先がオリックス。
これは、福良GMや中垣コーチらにも言えるでしょうが、日本ハムの力でオリックスの基礎を作ったとも言えるでしょう。そう考えると、次の場所は日本ハムではないかと思います。


日本ハムへの恩返し

山崎福也のFAは補償なしでしたが、1年後FAを想定すると年俸を上げておく手はあったはずです。若月健矢と山崎福也は上げておいた方が良いと思いましたが、それはせず。若月は残留、山崎は日本ハム。これも、福良GMの筋書き通りの気がします。
その後の、黒木優太と吉田輝星のトレードもどう考えても対等ではありません。


かつて、栗山監督の下で、ソフトバンクに対抗した時期があったのが日本ハム。
そして、次はオリックスが、ソフトバンクを倒しました。


その次は、日本ハムに資源を集中させて、巨大勢力を倒しにいくのでは。少々陰謀論チックな話になってしまいましたが、そんなことを考える秋です。