寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

古人曰く、勝って兜の緒を締めよ

6/22 マツダスタジアム 広島3-9オリックス(延長10回)

9回までは拙攻。田嶋に勝ちをつけられず。

9回まで0-0。投手に関しては田嶋の好投につきますが、打撃については、拙攻の印象。ロメロのいない打線に迫力はなく、加えて2度の盗塁失敗やダブルプレーで、制球に苦しむジョンソンを助けていました。二番。佐野は、成長のための抜擢という意味では、悪くはありません。しかし、現状では、代走と守備固め要因でしょう。2番だと、打線が切れてしまいます。守備要員を先発で使うと、交代しにくいので、ズルズル使う弊害もあります。安達も同じくです。今日は、たまたま打ちましたが。

※ただし、安達は、投手へのこまめな声かけなど、数字以外でチームを引っ張る姿勢はあります。今日も、何度か田嶋のところへ行っていました。マツダのあの雰囲気だけに、大切なことだと思います。福田キャプテン、あなたがやるべきです。

10回表 打者一巡半の9点!!

そんな打線が、10回。奇跡を起こします。代打・西野のツーベースから、一死二三塁の場面を作ります。そこから、代打小島が「最低限の仕事」犠牲フライも打てずに倒れてしまいます。やはり今日もダメかと思った矢先。

大城が、2塁打で2点。これだけでも奇跡です。大城がチームを救いました。

しかし、そこから信じられことが。3塁打4本、2塁打1本の7点。このつながりはなんと言っていいのか。オリックスファンに、盆と正月が一緒に来ました。3塁打4本は二リーグ制になってから初めてだそうです。これで、日曜日の連敗記録も止まりました。

田嶋よ、愛される投手に

今日は試合開始の25分前からNHK地上波で放送されました。そこで、田嶋のインタビューが。それが、あまりにも無愛想。持ち味はなんでしょうとの質問に、「別に」と言ったそっけない回答。試合前の緊張や高揚もあるでしょうが、あれだけ見れば、完全に拗ねた人です。解説の大野豊さんも流石に苦言を呈していました。全国中継で、あれで初めて田嶋を知る人も多いはずです。イチローもそっけなかったですが、それでも愛嬌はありました。実力は申し分なし。打席でも気をつけてほしい。最近は投手でも、打席であれだけやる気のない態度はしないです。元エース、金子千尋は、打席でもしっかりと戦っていました。オリックスを背負っていく投手だけに言動に品格は必要です。

最後はしっかりと締めたかった

10回裏。後味が悪いです。3点返されたこと以上に、野間選手への危険球。山崎福は、今シーズンスピードが出ていますが、まだ勝ち試合で投げる投手ではなさそうです。小林も同じく。

最初から、比嘉あるいは海田でいくべきでした。9点差で温存したかったのもわかりますが、火をつけると、

止まらないのは10回表の自軍の攻撃を見て、予感すべきことかと。

勝って兜の緒を締めよ

ともかく、最高の結果。至福のひとときでした。

しかし、反省点も多い試合でした。首脳陣にも、選手にも。勝って反省できるのは良いことです。明日は、ヤクルト戦乗っていくには、ここから畳み掛ける必要があります。奇しくもファームも7連勝。チームにも、流れというもがあります。あの集中力のある打撃を、早い回から見せてください。