寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】岩本輝と黒木優太に

岩本輝が戦力外にも驚きましたが、黒木の戦力外には唖然としました。どちらも、勤続疲労、つまりは酷使が原因だと思っています。一般企業なら、長時間労働がそれにあたるでしょう。一般企業では電通の事故をきっかけとして、ここ1、2年、非常に過労について厳しくなりました。野球界でも、高校野球の球数制限が連日報道されています。一方で、最近あまりプロ野球の中継ぎ投手陣の登板数が話題にならないのが不思議です。


岩本輝

2018年シーズン途中に入団し、いきなり中継ぎで起用されると150kmの速球で救世主になりました。中継ぎ陣が火の車であったこともあり、そこから連日起用され、8月には15日間で8試合に登板し5ホールドの活躍。阪神時代よりも速くなったボールに酔いしれました。ただ、あまりの連投に不安はつのりました。案の定、8月後半にはボールが走らなくなりました。2019年のオープン戦では復調したようにも見えましたが、150kmは計測していなかったように思います。
本人から潰れてもいいから毎日使ってくださいという申し出があったのかもしれませんが、BCから来て間もない、よいところを見せようと全力投球の投手に対して過酷な起用だったと思います。
岩本さんのこれからの人生での活躍をお祈りします。ありがとうございました。


黒木優太

この記事を読むと戦力外発表までの経緯もバタバタしたようです。福良GMも知らない間に情報がリークされているのは、未熟な組織と言えるのでしょう。
それはさておき、黒木も新人で力加減を覚える以前に、チーム事情から登板を重ねるのはいかがなもにじゃ。。調子がよいからと、若手中継ぎを潰した経験をたくさん持つこのチームに反省はありません。現ヘッドは元凶だと思います。
ソフトバンクの甲斐野央投手もかなり酷使されましたが、1年持ちました。何か対策はしているのか、本人がよほど強いのか。相手チームながら、有望な若手投手の登板過多は非常に心配です。来年同様の活躍が出来るかは注視します。


しかし、救いは黒木の「強くなって帰ってくる」という言葉です。苦しい状況でも前向きに捉えています。現在、投手コーチの平井コーチも、当時の仰木監督の無謀な起用によって潰された一人だと思っています。
福良GM、平井コーチらは暖かい目で見てくれていると思います。焦らずに、復活してください。平井投手は後年、山田久志監督に請われ中日に移ってから中継ぎで活躍し、落合監督に最も信頼できる投手とまで言わせました。スピードは落ちたもののストレートでもしっかり空振りをとれていました。


黒木のあのストレートが見られる日を、ゆっくりと待っています。