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オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】日本初の女性スカウト乾絵美さん

個人的にはビッグニュースです。一部ファンの間では大変有名な元ソフトボール選手。上野由岐子投手の恋人と言われた捕手です。



ソフトボールの経験はあっても、野球の経験はない方です。苦労される面はあると思います。スカウト活動では、先方が不安がられるケースも出てくるかもしれません。
しかし、ソフトボールを極めた一流であること。周囲から信頼される人柄を、福良GMらが見込まれたものと思います。


私はある大学スポーツのリクルーターをやっていた時期があります。自らの目利きは重要なのですが、それよりも大切なのは人脈だと感じました。思わぬ掘り出し物は、地元から紹介されることが多かったです。自分一人で回れる範囲は限られますし、見れても試合か練習の一断面です。大トロは誰が見てもわかります。ドラフトのあるプロ野球では、囲い込みはできません。それよりも、隠れた逸材の発掘が重要です。その際にその選手をずっとみていた方がこの選手は上に上げたいと惚れ込んで推薦頂く方が成功する確率が高かったです。「今は怪我をしていて試合にでれないので注目されていないが、治って大学で鍛えてもらえれば活躍できる」と高校の監督ではなく、ジュニア(小学校)のコーチから推薦されて大成した選手もいます。
ただし、人脈と言っても、よほど信頼されていないと難しいです。この人ははしごをはずさない。最後までしっかりと選手のことを見てくれる人だと思って頂けないと、インサイダー情報は頂けません。


そういう点からは、乾さんは適任ではないでしょうか?
乾さんの起用が成功だと言えるような、乾さんが獲得した大成する選手が出てきて欲しいです。ただ、それにはある程度の時間はかかると思います。5年、10年。長い目で見たいです。


その一方で、こんな記事も。



もしかすると、福良GMが大ナタを振るったのかもしれません。先日、長村氏も退任しており、スカウト体制は一新です。要するに、ここ数年「福良の目利き」に叶う選手を彼らが獲得できていないとの判断でしょう。
下山真二、早川大輔両氏がスカウトに就任しています。もともと社会人からの選手が多いオリックスですから、人材には事欠かないと思います。若返りは必要です。新しい編成部長が誰になるのかは注目しておきます。


育成を徹底し、育つまでの期間は外国人選手の力を借りる。その外国人選手は若手のお手本になるように、ホンモノを連れてくる。とても明快な戦略です。福良改革の成功を祈ります。