寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】増井復活に期待!

来期の戦力を、先発投手、野手、中継ぎ・抑え投手の3つに分けて、さらにGM監督についても見てきました。先発については、期待の方が大きいのですが、野手と中継ぎ・抑え投手については、まだまだです。その中で、野手については、アダム・ジョーンズだけでなく、成長株が多数おり選手個々には期待が持てます。来季に一気に攻撃型チームとは行かなくとも、若手野手の成長過程を見守るような気持で見ていきたいとも思います。


来季の最大の不安は、中継ぎと抑えです。2014年頃の比嘉、馬原、佐藤に岸田とクローザーがつとまりそうな投手が次々に登板し、最後は平野が締めるのを見てきたものとしてはさみしい状態です。
来季は、西村監督によると、「抑えはディクソン、そこにつなぐのは右の近藤と左の海田、あとは今年はケガの澤田」と語られています。そこは異存がありませんが、名前の挙がった4人も、タイトルあるいはオールスターにでるくらい活躍出来るかというと、難しいとも思います。澤田以外は、年齢的にも伸び盛りとは行きません。
中継ぎの若手&新戦力では、ヒギンス、神戸、山田あたりに期待したいです。しかし、抑えのディクソンの代わりがいません。ディクソンが不調やけがの場合、これは大いにあり得ると思いますが、候補が不在です。


増井の復活が待たれます。来年シーズン中に36才になります。ストレートとフォークが軸の投手だけに、年齢的な衰えはあると思います。ただ、増井は日本ハム時代も不調な時期がありました。

記憶に新しいのが、2016年。シーズン開幕当初から抑えを任されたものの、3勝2敗10セーブ、防御率6.30と成績が残せず、6月20日に抹消されます。その後、8月4日の千葉ロッテ戦から先発として登板、9月は5試合に登板して5勝0敗、防御率1.10、1完封して、見事に先発として復活しました。翌2017年は、再びクローザーに戻っています。
2019年の成績は、2016年のクローザーとしての成績に似ており、這い上がるだけの精神面の強さがあると思います。ただし、前回から4年が経過しており、肉体的な衰えはもちろんあるでしょう。本人も、藤川投手を目指すというように、藤川が駆使する打者との駆け引きや投球のコツのようなものを学んでもらえれば、まだ数年やれると思います。先発で見せたようなスライダーなど多彩な投球をしてもよいでしょう。
増井が抑えとして復活できるかが、チームの浮沈をにぎります。