寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】新春の夢想

オリックスの今年の優勝に向けて、前をみてやっていこうとファンとしても思います。
しかしながら、新春くらいは「・・・していれば」と夢想してみたいと思います。とはいえ、プレーや選手起用についてまで言及するのはさすがに女々しいので、こんな選手をとれていれば、で行きたいと思います。


1、地元の関学勢3人をとれていれば
関学OBの選手の記事を見つけました。

関学出身の現役は3名です。3人とも獲得しておくべき選手でした。
宮西:2007年大社の3位。3位ですが、大社の3位ですから、評価はそれほど高くありません。その年のオリックスの1位は小林投手、3位は小瀬選手でした。1位で獲っておくべきでした。中継ぎ、左にこれほど窮することは無かったでしょう。
荻野:宮西と同期ですが、2007年は指名なし。2009年にはオリックスは2位で指名予定も、1位でロッテに指名されてしまいました。大学ではショートで、快足ぶりは田口二世と有名でした。大学卒業時点の2007年に3位(1位でもよかった)で指名しておくべきだったでしょう。
近本:2018年は阪神が1位で余地はありませんが、この選手も大学卒業時点の2016年に5位でも指名していればと思います。投手から外野手に転向して大変な活躍をしていました。


2、野村大樹を獲得しておけば
この選手はまだ知らない方も多いと思います。早稲田実業からソフトバンクにドラフト3位で指名された選手です。昨年は高卒ルーキーで、荒西からヒットを打っています。19才のこれからの選手です。しかし、選手として大成して、将来はよい指導者になると確信しています。
2018年といえば、小園→太田の年です。意地でも高校生ショートを獲りたかったので1位は異存ありません。次の2位で野村を指名して欲しかった。
この選手は、宝塚出身で、中学時代は片道2時間もかけて京都岩倉/同志社中学に通学した選手です。まさに文武両道。お父様もしっかりした方。さらに、高校進学時は大学までエスカレーターの同志社にいながら、早稲田実業に進みます。早実では1年目に清宮から四番を奪っています。小柄ながら意識の高さは清宮以上で、それだけで将来性を感じます。獲得していれば、小柄な吉田正尚の弟子として、期待のサードになっていたことでしょう。2位の頓宮以下はおそらく繰り下げても獲得出来たと思います。


3、2012年に1位則本、2位小川を指名しておけば
2012年は1位が松葉、2位が佐藤でした。その年の東京ドームでの則本、松葉の投げ合いを見ました。あれを見れば、松葉が勝っていたのは左であることしかありません。藤浪を抽選で外したのは想定内で、その後に松永を外したのは正直うれしかったです。則本を指名できるから。百歩譲って1位で松葉指名は仕方ないとしても、2位指名時に則本、小川が残っているのに、無名の佐藤というのはどうしたことでしょうか。佐藤は下位で獲れたはずです。これは北海道東北担当スカウト(中川氏)の目が節穴といわれても仕方ないでしょう。
1位則本、2位小川であれば、即戦力ローテを一気に2名獲得でした。2014年は軽く優勝できていたでしょう。星野楽天で則本が新人ながら、田中将大を退けて開幕投手になりどれだけ悔しかったか。
さらには、投手陣に余裕が出来て、それ以降のドラフトで大物野手を狙う余裕が出来ていたと思います。


この調子で、6位くらいまでかけますが、これくらいにしておきます。あえて2位で実績の無い野村をあげているのが新鮮な悔しさの表れです。
以上は、活躍している選手を獲っていればと言っているだけというご批判はあると思います。そういう面はもちろんありますし、獲って欲しいと思った選手で他球団に行き活躍しなかった選手もいます。その代表が同志社大学卒業時点で1位を希望した小林誠二です。阪神とのファーム戦での2本塁打があまりに印象的でした。
上にあげた選手の多くは、オリックスの候補としてはマスコミでは1度は取り上げていた選手達だったと思います。育成に舵をきるとはいっても、素材で命運は決まります。育成上手のソフトバンクも広島も日本ハムも、即戦力も必死で獲得しています。
ここ20年の低迷の原因の大きな要素として、人材獲得の失敗は大きいでしょう。クジに恵まれなかったというのもありますが、目利きのきいた獲得をしていれば、20年間で少なくとも2回の優勝は出来ていたはずです。