寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】なんという吉田正尚。

昨日はT-岡田の打撃について、コメントさせて頂きました。その際に、吉田正尚の打撃の考え方とは違うと気になっていました。そんな折、以下の記事を見つけました。

吉田 正尚の「トップ論」

「インパクトポイントまでの距離をしっかりとれるよう、後ろの大きい、深いトップを取ることを意識しています。」
やはり、T-岡田の考え方とは反対です。トップ論でいえば、T-岡田は、「テークバックはコンパクトに」して、トップからインパクトまでの距離をあまり取らない発想です。それに対して、吉田はトップからインパクトまでの距離を長く取って、バットを加速させる考え方です。吉田の理論は続きがあります。投球のラインに長くバットを入れるような軌道でスイングをすることです。つまり、ややアッパー気味でのバット軌道で、イチローの理論と近いです。(ただし、イチローのトップ論は吉田とはまた違いますが、話が混乱するので別の機会にします。)

3パターンのスイングの使い分け

さらに、吉田はミートポイントまでのスイングを3パターン使い分けるそうです。これは、入団2年目にも語っていました。


①投球ラインに沿って、インパクトまでを大きいスイング
②トップからインパクトまでを最短とる大根切りスイング
③投球ラインよりも下からバットを入れるホームラン用のスイング


恐るべき吉田正尚です。これが2年目でしょうか。

吉田正尚とT-岡田

2人に共通するのはボールを引きつけて打つ意識です。そこに至るまでのスイングは対極にも感じます。2人のアーチスト、どちらが正しいかはわかりません。ただし、中垣コーチの、「理論的に正しい動かし方は1つしかない、しかし個性を出せるところはある。」でいうところの個性の部分であるのでしょうか。どちらかが理にかなっていないのか。
この答えは、結果でしかないのでしょう。今シーズンの吉田とT-岡田から目が離せません。