山田久志さんの投手分析は的確です。数少ない信頼できるコメントを残してくださる方です。

「田嶋、神戸、K－鈴木、張奕らは良かった」
田嶋、K-鈴木、張は２枚看板に次ぐ先発投手として３～５番手としてやってもらわないといけない投手で、高評価に安堵です。神戸も期待の選手です。
「榊原らはここまでの調整がうまくいっていないのかもしれない」
一方で、榊原は、T-岡田に一発を浴びています。これだけで低評価になるとは思えず、昨年の春のボールの切れが戻っていないのかもしれません。終盤に復活してきた時も、あまり状態は良くなさそうでした。場所が肩だけに、非常に心配です。

これぞ力投派

昨シーズン、開幕から先発ローテーション入りを果たし、１０試合連続でQSを達成します。打線の援護が少なく、リリーフの増井が打たれるなど不運が続きました。それでも、体全体でストレートを投げ込む姿は見ていて痛々しくなるほど。久々に見るものの心を掴む力投派を見た気がします。
ただ、育成の頃はもっと肘が上がって上から叩きつけるように投げていたように思います。昨シーズンは、少しスリークオーター気味になっていたように思います。

急がば回れ

幸い先発陣は、榊原が開幕から不在でもしばらくはなんとかなると思います。ここは焦らずに、もう一度、基本から見直した方がよいと思います。肩に負担をかけないフォームを追求してもらいたい。中垣コーチに見てもらうのが、ベストでしょう。
榊原を復活させるもの、チームとしての仕事だと思います。