寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】阪急、オリックスの伝統って


伝統の継承の難しさは、オリックスだけでなくどのチームにもあると思います。主力選手こそ、FAやメジャー挑戦してゆきます。オリックスでは、特にその影響が大きかったと思います。95年の優勝メンバーからは、イチロー、田口、長谷川が、優勝から約5年以内にメジャーに行きました。星野もFA流出しました。この4人らは、一昔前ならチームで先輩として後輩を指導する立場、つまりチームカラーの伝道者であるべき存在でした。しかし、今は自分の力をより高いレベルで試すことができます。これは選手にとって悪いことではありません。モチベーションは上がるでしょう。ただし、伝統の継承は難しくなると思います。

伝統は「考える野球」

「それはやっぱり一人ひとりが考えることの大事さを理解する、ということなんだと思います。ゲームに入ったら言われる前に動く、選手同士でこうしようと決められる。そういう大人の集団でなければ、勝てるチームにはなりません。」

伝統について聞かれた福良GMの言葉ですが、これは阪急、オリックスの伝統というよりも、野球というスポーツにおいて必要なことでしょう。それでも、福良GMが考えることにこだわるのは、先輩から後輩へ考えることをつたえる伝統がどこかで途絶えたと感じているのでしょう。今のチームの生え抜きのベテランのTー岡田、安達に、オリックス色を今ひとつ感じません。吉田正尚や山本由伸の方が、まだ若いですが独特の癖を持つ選手になりそうな予感はします。ただ、あと数年は待たないといけないせしょう。

アダム・ジョーンズに期待されること

ジョーンズは1年目ですが、指導的役割も期待されています。もう、伝統というよりも、先輩が後輩を指導する文化を新たに作ることを願っているようです。
その役割として、ジョーンズに加えて、比嘉、山崎の3人が指名されています。確かに、Tー岡田や安達よりも、一芸を磨いてきた雰囲気はあるかもしれません。比嘉は防御率1点台の力がありますし、山崎のリードはリーグ屈指。ぜひ、福良GMの期待に応えてください。