寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】これからのことを

借金6

開幕から8戦終えて、借金が6になりました。現状の力がこの数字に表れています。


①外国人選手の構成の失敗
・アダムジョーンズは守備はメジャー級ではないことが露呈
・とはいえ、サードもできる触れ込みだったロドリゲスの守備はもっとひどい
ジョーンズは打撃はまずまずで期待外れではありませんが、守備に難ありです。そのため、リードした終盤では守備固めをせざるをえず、打撃力を求められる場面では交代済みというシーンを今シーズンで少なくとも2回見ました。
オリックス以上に対戦相手の方が、ジョーンズの力量を把握しているのが悲しいところです。ジョーンズの現状の守備力を調査できていれば、もう1名はロドリゲスではなく守れる選手となったでしょう。もしくはロメロを残留させた方が遙かによかったと思われます。


②守備力強化の失敗
打てないのだから、守りは完璧にこなしてもらわないと投手はたまりませんが、今年もお粗末な守備を見せています。
センターラインを担う今年の目玉でもある後藤、大城、安達は、守備のよい選手たちです。ファインプレーもあります。華のある選手です。しかし、個人プレーに走ったかのようなミスも目立ちます。いずれも30才手前の中堅からベテランにさしかかる選手です。チームプレーで若手を引張る立場ですから、このチームの先行きも不安になります。これは内外野の守備コーチの問題と考えられます。かつて、馬場という名手がいましたが(現在は西武のコーチ)、派手なプレーよりも堅実性が売りでした。時にはあえて体で止めるような泥臭いプレーもしていましたが、チームに貢献するのはこういう選手だと思います。
守備には目をつぶって起用している中川ですのでサードでのミスは仕方ありませんが、終盤にファーストを守らせてのエラーはいただけません。T-岡田のファーストの守備力は悪くはありませんので、采配に問題があるように感じます。


③中継ぎ投手陣の起用ミス
もともと高山コーチは2014年に中継ぎ投手を疲弊させて潰した張本人だと思っていますので、中日をお払い箱になった後に呼び戻してヘッド兼にしているのが解せません。
ただ、中継ぎの力量を見抜く目はあるとは思っていました。しかし、今シーズンは疑問な采配は目立ちます。抑えのディクソンが打たれたのはしかない面はあります。
しかし、そこにつなぐ8回が神戸なのかは不思議です。海田、山田とは経験値に差が大きく、開幕戦で当人のキャリアに消えない傷をつけてしまったかもしれません。加えて、ジョーカー比嘉の切れが戻っているのに、無駄遣いに思える起用をしています。年齢も考えて大切に使ってもらいたいものです。
あと、外国人の構成の失敗とも言えるのですが、短いイニングを任せられるパワー系の投手の獲得は絶対条件だったと思いますが、できていません。楽天が、ドジャーズのシャギワを獲得して成功しているのがうらやましい限りです。


移籍して活躍するOBたち

ロメロの大活躍が目立ちますが、他にもたくさんいます。糸井や西のFA組はおいておいても、セにはたくさんいます。


DeNAを引張る伊藤を見ると、オリックス時代の外角一辺倒の配球が嘘のようです。細かいことを言わない監督の下、自信をもってのびのびやれているようです。


ヤクルトの坂口も、オリックス時代の弱肩と長打力不足が嘘のように攻守に活躍しています。


上記の3選手はいわばお払い箱として放出した選手です。一方で、獲得した選手の活躍はなく、よく言えば純血で戦っています。悪く言えば、トレード時の選手の目利きができていません。定評のある「福良の目利き」が機能していないように見えます。


これからの進め方

1週間の6連戦のうち、計算できるのは田嶋、山本だけです。ここでは確実に勝ち、残りの4戦のうち1勝をあげて、3勝3敗を繰り返していくしかないと思われます。それ以上は期待せずに、勝ちパターンの中継ぎは徹底して温存していく。そのうちに、鈴木、榊原あたりの先発が一本立ちすれば、勝率が上がっていく。それしかチームが浮上する道はないと思われます。決して、たくさん勝とうと欲をかかないことです。