寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】新生オリックスの第一歩

昨日の西武との第四戦は、榊原の熱投とT-岡田の3号スリーランがあり、勝てる試合でしたが、引き分けました。しかし、新生オリックスの第一歩も垣間見えたように思います。


榊原の復活

正直なところ、榊原は終わったとも思っていました。昨夏に右肩を故障して、終盤に復帰したもののストレートが走らず。今年のキャンプでも戻らず。もうあのストレートは戻らないのかも。同期の黒木や山崎と同じコースではないかとの思いがよぎりました。
それが昨日は映像で見る限り昨年に戻っていました。中垣コーチらの指導が功を奏したのかもしれません。本調子ならば、6回も続投せさていれば、勝てた試合だったと思われますが、すでに90球投げており無理させる場面でもありません。今は大切に使って正解です。
これで、山本、(故障は軽い前提で)山岡、田嶋の三本柱に、榊原と鈴木が加わります。あと一人で他球団もうらやむ先発陣になると思います。


昨年の初先発で増井が打たれ、「これから増井さんには何度も助けていただくのですから、気にしません。」と健気に語った榊原。次は助けてあげてください。増井投手。

アダム・ジョーンズという大穴が埋まる

遅すぎたのですが、やっとジョーンズを守備から引かせました。これで穴の開いた右翼がやっと埋まります。大城の負荷が軽減されるでしょう。日本人同士でコミュニケーションが取れるのも大きいです。やっと普通に戦えるようになります。
希望のポジションは前回書きました。ロドリゲスは守る場所がないのでベンチです。T-岡田をファーストに戻して、外野は本職の若手(佐野、西浦、または宗、杉本ら)を希望します。しかし、ロドリゲスの打撃は捨てがたいので、これもありでしょう。仕方ありません。


昨日、大城に安打が出たのも、見えない縛りに解き放たれたおかげに思えます。それほど、首脳陣が大物メジャーに忖度しているひずみがチームに与える影響は大きいのだと思います。

中継ぎのローテーション化を

あとは中継ぎです。今のような起用では、中継ぎが確実に潰れます。2014年から学ばないのが高山コーチです。早く身を引いてもらうことが肝要でしょう。
調子のよい比嘉、山田も、すぐに疲弊してしまうでしょう。疲弊ですめば良いですが、投手の故障は選手生命に関わります。特に比嘉の価値を高山コーチは理解できていないように思います。
抑えは、今のディクソンでは厳しいので、制球は不安定ですが力のあるヒギンスで仕方ないと思います。そこに行くまでの中継ぎを2勤1休にするなど毎試合ベンチに入れずオフにするなどしてもらいたいです。ベンチに入れれば、肩も作らせてしまうし、休みなりません。投手の肩は消耗品です。


まだまだ頭の牢固な首脳陣ですが、少し進んだように思います。
その一方で、今ひとつ調子の上がらないソフトバンクは、甲斐や森を外すなどの改革を進めているようです。あの常勝チームでさえですから、一番弱いチームが現状維持でよいはずがありません。