ホーム開幕戦で、打ってよし、投げてよしの試合を見せてもらえました。

西武６連戦での収穫

西武戦の成績は３勝２敗１分ですが、勝ち越したこと以上にローテションが確立したのが大きいです。
先発は、アルバース、鈴木優、山崎福、榊原、田嶋、山本でした。
このうち、打たれたのは山崎のみで、それでもストレートは走り、ジョーンズが足を引っ張っての５回で自責点３ですから最低限の仕事はしています。あとの５人は全て勝ちでもおかしくない投球でした。
開幕時は、K-鈴木や村西が入っていましたので、やっとボールに力のある実力者に落ち着きました。この６人で１２球団でも１，２を争う布陣でしょう。これで山岡がもどり、張あたりが出てくるとかなりの先発陣になります。

そのことが、チームを好転させています。
一番大きいのは、中継ぎの負担軽減です。今日はディクソンがベンチ入りしていませんが、ようやく中継ぎ抑えのローテーション制に踏み切ってくれたのかもしれません。

ジョーンズのDHがもたらしたもの

西武戦ではジョーンズのDHに踏み切りました。右翼の大穴がなくなり、カバーしていたセカンド大城の負担軽減につながっているように見えます。大城の打撃が本来のものに戻ってきました。
今日の日本ハム先発の杉浦は好投手ですが、しっかりと打ちました。ついでに金子千尋も打ち砕いています。非常に効率のよい打線で、その中で両外国人も役割を理解しているようです。

明日の鈴木は注目です

明日は鈴木です。明日の投球次第で、本人の野球人生が大きく変わるでしょう。とにかく明日です。

個人的には今シーズンでは一番楽しく試合が見られた試合でした。アルバースが１３０ｋｍのストレートを主体とした投球で相手を押し込んでいく。（なぜか日ハムはストレートを狙わない）打線は非常に効率がよく、犠打もうまく得点に絡む、これがオリックスかという試合でした。明日もこの展開でいけば、それが当たり前になっていくでしょう。一足飛びにはいかないのがオリックスですが、なるべく早く勝率５割に戻してもらいたい。