寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】たくさん投げてこその投手

昨日の投稿では山本の昨日の記録が含まれていなかったので、再アップします。


何を言いたいかというと、「投球回」に着目したいということです。


以前は、先発投手の価値とは、勝率だと考えていました。10勝しても10敗する先発投手が6人いても優勝はできません。先発投手の価値とはたくさん勝って、負けが少ない方がよいと。


これはもちろん間違いではないのですが、最近は投球回で見る方がわかりやすいと思っています。
同じ1勝でも、5回まで投げた投手よりも、9回まで投げた投手の方が貢献度が高いという考え方です。一般労働として考えても、中継ぎ数人分を一人で担当するのですから、給料は高くて当然です。
なお、防御率も大切なのですが、これも5回まで投げるのと、9回投げるのでは、当然9回投げる方が不利でしょう。


表でAと書いているのは、投球回を先発回数で割ったものです。(投球回には中継ぎのものも含まれているので、鈴木優の数値はやや違っています。)
オリックスの先発は、6人とも平均5~6回程度投げています。これが上がれば上がるほど、チームの成績が上がっていくと思います。それはすなわち中継ぎの負担軽減につながり、プラスのスパイラルになるでしょう。

阪神タイガースの中田良弘投手

1985年に阪神が優勝した年に、中田良弘さんという投手がいました。先日は対日ハムの解説をされていました。その年の成績は、


12勝5敗 防御率4.23 投球回は123回(先発16回)でした。


中継ぎ登板もあるのではっきりわかりませんが、イニングを消費する投手だった印象です。ただし、防御率が示すように、かなり打たれる投手でもありました。
しかし、強打阪神においては貢献度が非常に大きかった。それが投球回に現れています。中田投手が最近の貧打オリックスにいれば全く貢献できない投手だったでしょう。

明日の相手は千賀投手

明日のアルバースは、今シーズンは強気で押す投球が光ります。相手は千賀投手で出遅れもスピードボールが戻っています。ファームのオリックスは千賀を打っていましたが、1軍も打ち崩してもらいたいです。
苦手の千賀を打てるか、今年の打線の試金石になると思います。