寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】ディレイド・スチールと四連勝

楽天戦にまた勝ちました。

ディレイド・スチール

7回の3点目は、2死でランナー1,3塁の時のディレイド・スチールによるもの。
打者大城が故意に空振りして、1塁ランナー山足の盗塁を助け、相手捕手が二塁送球をしたんのを見た山足は1,2塁間でストップ。慌てて、相手セカンドが本塁送球するも、一瞬遅れてスタートしていた三塁ランナーの宗が本塁を落とし入れたものです。
このようなプレーは強かった頃のオリックスではよく見られましたが、低迷期は相手にやられることはあっても、成功したのを見た記憶があまりありません。前監督を含めて指揮官は小技の効く人なのにと不思議に思っていましたが、今日は鮮やかでした。


このようなプレーは準備していないとできないでしょう。
低迷期は1年に数度しかないこのようなプレーを準備のする余裕などなかったのかもしれません。オリックスにも余裕ができてきたのでしょう。


今日も森原を打ち砕く

宗は森原からのランニングホームランも見事でした。あのスピードは、田口コーチの現役時代並みです。
しかし、その後続が特筆です。佐野が打ち、西浦が盗塁を決め、小田が返す。若手が、脇役が、仕事をしました。一点でも多く取ろうという執念が映像からも感じられました。これまでのオリックスに一番かけていたことです。


森原は、オリックス戦までは10試合で防御率が0と完璧でしたが、このカードで7.15まで急上昇しました。中継ぎにとってこれはシーズンを通して重くのしかかります。平井コーチが指摘している点です。相手ながら、がたがたといかないか少し心配です。


面白くなってきた 宗VS太田

宗がヒーローインタビューで最初に言ったのは「最近出番がすくない中でよいプレイができた」
完全に太田を意識しています。太田の昇格から2試合連続ホーマーでのアピールが、今日の宗のランニングホーマーにつながっているはずです。ある意味で、これも太田効果。太田のホームランがチームにとっても転機になっています。
そして、今日も太田は2安打。宗は代わった後に、打だけでなく、守備機会3を見事にこなしました。


・足のあるアスリートタイプの宗。(後藤をはじめオリックスに多いタイプだが、なかなか大成しない)
・打撃が売り物の太田。
どちらも入団時点ではショートでした。宗は線の細さや故障、はたまた打撃フォーム改良から出てくるのに時間がかかりましたが、その分人間的にも成長したように見えます。
二人の勝負は楽しみですし、こうした争いがチームを活気づけます。


ベンチのムードやいかに

ベンチの雰囲気が良いのだと思います。



この著者の方のような注意深い観察眼はないので、TV中継の音声からは、伏見の声はわかりません。今年のホーム開幕戦を観戦した感想からは、今年は伏見が突出している印象はなかったです。おとなしいオリックスは過去のものと思いたいです。


引っ張る立場の安達や岡田は、静かなタイプで、声の通る福田は出遅れてファームにいます。ベンチの雰囲気を次回の観戦時は注視します。


ただ、T-岡田の状況はかなり気になります。怪我して我慢して出るのを美徳とするのは金本さんまででよいと思います。故障しているなら休ませて治してから出て欲しいです。その間は杉本でも、西村でも構いません。
T-岡田には万全でプレーしてほしい。それは楽天戦が終わってから書きたいと思います。