寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】意義のある敗戦

勝てればもちろんよいのですが、やるべきことをやった上での敗戦は納得できます。

リリーフのローテーション制

リリーフのローテーション制は絶対にやるべきだと思っています。
まだローテーションとまではいきませんが、連投した投手はベンチから外す判断は正解です。2連投しているヒギンスを休養日にしたのが、8回の投手不在、結果的に負けにつながりました。
しかし、この判断は長い目で見れば正解です。もし、西村監督時代なら、明日が試合がないため、ベンチ入りさせて、しかも登板させていたでしょう。なぜなら、高山ヘッドがその意向だから。今は中嶋監督が抑え込んでくれているのでしょう。トップの考えが大切ということです。


吉田凌を信頼して出したベンチも正解で、今日は抑えられなかった吉田凌も責められません。ピンチでの四球はよくありませんが、四球を出さない投手もいません。次に生かせばよいでしょう。

若手の躍動

高卒2年目コンビの太田と宜保をいきなり2、3番で使いました。ファームのオーダーをそっくり移植したような大胆な起用ですが、2人ともいきなり結果を出しました。宜保は中嶋聡二軍監督が育てたセンスの塊です。怪我から復帰してきました。

「もう少し時間かけた方がいいのかなと思いつつも、体力的なものが戻ったんだとしたら、出られる選手なので。(将来的に)何番を打つのか分かりませんが、細かいところから何から、いやらしいこともやっていかないといけない選手なので、強く振れることも確かなんですが、これからは頭を使ってやっていくことも覚えていかないといけないし、やってほしいなと思います」 デイリー

愛のあるコメントです。これで意気に感じない選手はいないでしょう。沖縄のご両親も喜ばれていることでしょう。
ファームよりも一軍の方が、負担も少ないと思いもします。適度に試合に出せるなら、一軍帯同はよい判断だと思います。


西浦も、ファインプレーとホームランと躍動しました。特に、初回の真後ろに背走してクラブにはボールを収められず、転倒しながらうまくボールをクラブに収めたプレイは、今シーズンのピカイチかもしれません。
福本さんが、阪神戦の解説時にセンターで真正面に飛んでくる打球が一番厄介と言われていました。私も子供の頃に経験がありますが(一素人の経験で恐縮ですが)、センターで真正面にくる打球は、投手と重なって見にくいのと、距離感が非常に掴みにくい記憶があります。コーチに怒られながらも、左右どちらかにずらして守っていました。
西浦は非常に反応良くバックしており、天性の感性かもしれません。駿太も守備力は抜群ですが、近年陰りも見える気がします。西浦をセンターでしばらく見てみたいです。



さて、西村監督時代の7月はじめと今日では、選手ががらっと変わっています。
共通するのは、吉田正尚と若月だけです。若月も伏見との併用ですから、別のチームのようです。ファームで自分の目で見てきて、一軍でも一軍にいる選手をみて、全選手の中から見極めたメンバーでしょう。結果、これだけ入れ替わるというのは、・・・。シーズン途中とはいえ、監督交代はやむを得なかったということでしょう。


ここからは若い選手たちが主体になるでしょうが、躍動に期待します。