寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】来期に向けた投手陣の整備を

今シーズンのキャンプ前、ファンの間でも言われたのが、先発投手は問題ない。12球団一というものでした。
ところが、福良GMは一番気になる点として、先発投手を挙げていました。この言葉に一抹の不安がありました。
キャンプ前に戻って、当時を思い出してみます。


2020年キャンプ前の豪華先発投手

つい半年前は充実した先発陣のはずでした。指を折ってワクワクしたものです。
1、山岡 泰輔 日本代表に選出されている小さな大投手
2、山本 由伸 メジャーも注目する球界No.1候補の逸材
3、田嶋 大樹 クロスファイヤーが復活すれば、左のエースに
4、榊原 翼  山本と同期の強い心で強いボールを投げる伸び盛り
5、張 奕   台湾のエースに駆け上がった剛球投手
6、K-鈴木  交流戦でジャイアンツ相手に好投し原監督も認める
7、アルバース 腰が癒えれば、2年前の快進撃の再現なる
8、竹安 大知 故障がちも、投げれば結果を残す存在


1週間を6人で回すのが一般的ですが、8人も候補がいます。むしろ選抜するのに苦労しそうな印象です。


ふたを開けてみれば

張、竹安は故障、榊原はストレートが戻らず、早々に8人は5人減ってしまいました。残る5人も、K-鈴木、アルバースはオープン戦では不安定で、頼れるのは3本柱のみに。
苦肉の策で、オープン戦で好投したルーキー村西を先発に抜擢します。K-鈴木、アルバース、榊原は開幕遅れに助けられ間に合いました。しかし、村西、K-鈴木、榊原は結果を残せませんでした。
そのため、プエルトリコで成長した鈴木優やストレートに威力をました山崎が起用されましたが、1回ほどよい投球があったのみ。(山崎は中嶋監督就任以降活躍しています)
経験の浅い投手を計算に入れるのはリスクが大きいのがよくわかりました。山岡、山本、田嶋が登場と同時にエース級の働きをしましたが、まれな存在だとわかりました。


来年への教訓

経験のない投手の枠には、最低限2倍の候補を用意しておく必要があります。
欲を言えば、3倍近く必要でしょう。3本柱が安定しているとすれば、残る3枠を6~9人で競うことが必要に思えます。


現有勢力では


この表は今シーズン先発した投手の成績で、Aは投球回を先発数で割ったものです。1試合何イニング投げたかです。リリーフ登板のある投手(鈴木優、増井、Kー鈴木)は先発分の投球回であるべきですが、その集計はできていません。


山本、田嶋は防御率、Aともに十分です。山崎、アルバースも合格でしょう。
山岡、張、竹安は投球回は少ないですが、数字としては満足しています。


来シーズンに向けて、3本柱(山本、田嶋、山岡)+残りの3枠争い(山崎、アルバース、張、竹安、榊原)
これで、8枚。まだまだりません。最低10枚は必要です。若手の育成に加えて、ドラフトで即戦力候補も必要でしょう。外国人投手も調査しないといけません。
しかし、5つの提言で書いた通り、外国人の目利きには課題があります。ここの改革は必要です。