寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】悔しさをこらえて、中嶋野球について

4カード連続勝ち越しならずも アダム・ジョーンズの呪縛から抜けた!?

4カード連続勝ち越しまで、あと1イニングまで来ましたが、ディクソンが自滅してしまいました。勝ち越しは、明日に持ち越しとなりました。非常に残念。


しかし、9月後半、パシフィック・リーグで一番強いのがオリックスです。
・・・こんなことをいえる日が今シーズン来るとは思いませんでした。


実はこの快進撃は、アダム・ジョーンズが不在とほぼ時期が一致しています。ジョーンズには首脳陣も含めてかなりの気遣いが感じられました。ジョーンズの呪縛が解けたと感じるのは私だけでしょうか?(ただしジョーンズ自身は非常に好感の持てる選手だと思います)


長打力不足が一気に解消

今日はT-岡田が2発、モヤにも1発。モヤはここ9戦5発と何度も勝利に貢献しています。


ホームランが勝利に直結すること、多少打率に目をつむってもホームランを狙った方が、チームに貢献することを証明しています。(他球団がいくらでも証明していますが)


なぜ、1ヶ月ほどでこれだけ打てるようになったか。それは、指揮官の考え方だと思います。これは偶然ではなく、しっかり振り切ってよい、結果的に併殺打でも責めない姿勢が功を奏しているのは間違いありません。併殺打の度に懲罰交代させる監督か、併殺打は仕方ないと言ってくれる監督かの違いは大きいでしょう。


今日は9回にサヨナラのお膳立てができたのも、宮西が先頭のモヤの長打を警戒して、四球を出したことからはじまりました。宮西ほどの投手でも、長打は怖いのです。ただし、それでも失点しないはさすがに百戦錬磨。


チーム全体の中から選んだ選手を起用

中嶋監督代行は、就任当初は中川、杉本は昇格させましたが、基本的には西村監督から引き継いだメンバーを中心で戦いました。これは、自分が見ていない一軍メンバーを見極めるためでしょう。しかし、徐々に一二軍の入れ替えをはじめ、一軍経験なし10人、のべ27人も入れ替えました。一軍にいる選手は自分の目で見て、それと二軍で見てきた選手たちを、横一線に並べた上で入れ替えたのでしょう。これは直前まで二軍監督をしていたからこそできることかもしれません。


もう一つの特徴は、スタメンのメンバーをあまり交代させないことです。西村監督のような懲罰交代は無いと思います。信頼して選んだスタメンなので、1回のミスで代えてしまっては取り返すチャンスもありません。


得点力アップが投手を助ける

やはり投手は点を取ってあげると、好投するものです。


序盤から得点を重ねる → 先発がのびのび長い回を投げる → 中継ぎの負荷低減 → 全員が好投


しかも、連投した投手は休ませるなどの配慮をしています。リリーフ投手の働き方改革の効果は今後さらにでてくるでしょう。惜しむらくは今日ディクソンが抑えてくれればよかったのですが。ディクソンも35才。年齢的に新たなストッパーが必要でしょう。


明日は4カード連続勝ち越しがかかっています。
この悔しさをバットで打ち砕いてください。明日は日曜日、勝つと負けるではオリックスファンの来週の仕事に大きく影響します(😀)