寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】オリックス劇場 炸裂!

オリックス劇場とは大阪は本町にある劇場名です。
今日のオリックスはまさに劇場でした。この試合は無観客でしたが、もし観戦に行っていれば、見ている方が疲れた展開でしょう。


守護神・栗林投手から1点をもぎ取る

同点で迎えた9回裏、相手投手はここまで11Sで、失点0の栗林投手。22試合22イニング投げて被安打8、奪三振35。かつての津田投手を彷彿とさせる新人ながら絶対的な守護神です。


対するオリックスは1番からの好打順とはいえ、すでに吉田正尚も杉本も守備固めで下がっています。正直、負けは無いので引き分けを受け入れる気分でした。


ところが乗っているチームは違います。福田が四球を選ぶと、宗が送って、ここから代打攻勢。残っていたモヤ、ジョーンズがいずれも四球を選び、1死満塁。
ただし、オリックス打線は何もしていません。栗林が、調子のよいオリックス打線を警戒して勝手にこけてくれた印象です。


しかし、ここからが本当の勝負です。ロメロは相手にされず空振三振。最後はT-岡田。
栗林の150kmの高めを完璧にはじき返してサヨナラ!



強さを感じさせた序盤

話は初回戻ります。いきなり増井が3点取られます。増井のせいというよりは、セカンド安達が真っ正面のゴロを弾くエラーが絡んでいました。今シーズンの安達は簡単な処理でのミスが目立ちます。
今日の増井はその後立ち直り、6回自責点2のQSで、十分な好投でした。


しかし、それとは別に初回に3点は、10年来のオリックスファンなら敗色90%の気分になるのはやむを得ないところ。


ところが今のオリックスは反撃が早い。1回裏には吉田正尚が倒れるも杉本のツーランで1点差まで追い上げます。
しかし、2回には小園選手にタイムリーを打たれたて突き放されます。これでもやはりダメかと思うのがオリックスファン。


しかし、3回裏。高橋投手から野選も挟んで5連打。6点です。投手が代わった後に伏見がとどめの2点を取ったのが非常に大きかったです。手を緩めないのが今年のオリックスです。


K-鈴木の乱調から

8-5の3点差。今日は平野はベンチ入りしてませんのでクローザーはヒギンスですが、できれば温存したいところ。K-鈴木か澤田かと思いましたが、Kできました。
K-鈴木は今シーズンすっきり抑えることが少なく、それが平野、ヒギンスが戻る前のチームの苦しさでもありました。スピードは出ますが、やけに打たれるのはよく言われるように体の開きが早いせいか。相手守護神よりもスピードは出ていますが、雰囲気は向こうの方が上。


嫌な予感は的中して、同点にされます。3点差を簡単に詰められるのは正直キツイ。
ヒギンスも打たれましたが、スクランブル登板のはずでこれはしかたありません。


交流戦優勝

冒頭で書いたとおり、その裏に劇的な展開が待っていました。
交流戦優勝の勢いそのままです。若いチームだけに勢いがつくと手がつけられない。


杉本がファインプレイされた相手のセンター羽月選手をたたえたのはよかったですね。余裕が出てきたのでしょう。
しかし、ヒーローインタビューで控えめにしているのはやはり違うと思います。恩師に使ってもらっているのですから、グランドではいつも通りやるべきでしょう。

カープでは、兵庫県出身の小園選手が元気なところを魅せてくれました。今日は大事なところで2本打ちました。太田も負けてはいられないでしょう。


大切なのはパ・リーグ相手でどうなるのか。
交流戦は巡り合わせがよかった面もありました。パ・リーグ相手では研究されてきた、宮城や山岡が井子を吹き返せた面もあるでしょう。


しかし、しばらくはこの余韻に浸りましょう。