【ORIX】大きかった平野復帰
スポーツ報知の記事です。
平野のメジャー移籍前の2017年。
WBCに選出され、シーズンでは当然のようにクローザーとして起用されました。しかし、夏場に救援失敗が3試合続いたこともありました。結果、29セーブを挙げながら、3勝7敗。平野劇場などともいわれ、往年の力はなくなったかのように見えました。
ダイヤモンドバックスで成功
ところが、2018年のダイヤモンドバックスでは見事に活躍します。セットアッパーとして26登板試合連続で無失点。何よりも登板数の多さが際立ちました。
75試合で、4勝3敗3セーブ32ホールド、防御率2.44。文句のつけようがありません。成功の要因は平野はゴロアウトの投手であることにあると思います。当時、メジャーはフライ革命の最中で、大きなフライを打つことが重視されていました。鋭いフォークを武器にする平野がはまったと言えるのでしょう。
この年がメジャーでのキャリアハイになりましたが、メジャーで「復活」するという希有な存在です。
日本復帰
そんな平野が復帰してくれるとは、望外でした。コロナ禍も悪いことばかりではありません。
9回を抑えることが如何に大変かを痛感させられたこの数年。今シーズンも若手が挑戦してははじき返されました。それが、特に復帰後の平野がいとも簡単にセーブを積み重ねます。本人はメジャーと日本は別物と言いますが、メジャーの経験が生きているようにも見えます。
平野がいなければ、現時点で貯金を3つできたかは疑わしいです。平野の存在に感謝です。
ベテランと若手の融合
若い選手が多いオリックス。コーチ兼任の能見と平野、比嘉の3人がブルペンを盛り上げていることは間違いありません。彼らが健在なうちに、K-鈴木や澤田、吉田、斉藤、富山、漆原、村西らたくさんいる若手に成長してもらいたいです。
ここから、若手とベテランが融合するブルペンが面白くなります。再開がワクワクします。
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