今朝のサンデーモーニングでは、張本勲さんの「ひょっとしら優勝もあるかも」発言にはびっくりしました。シーズン前、せめて交流戦前に言うのなら別ですが、結果をみてからいうのであれば、市井のファンと変わりありません。

それはともかく、今日勝てば同率首位に。直接対決ですから、楽天も必死でしょうが、あっさりと勝ってしまいました。
山本、宮城は、NPB全体で見ても、１，２位の投手でしょう。意図的に二人を並べているので、勝たねばならない２戦でした。

宮城の快投

勝因はやはり宮城。スライド登板をものともせずでした。相手は早川投手でも、田中将大投手でも、関係なかったかもしれません。

ファン投票、先発投手部門独走中です。全国のファンはよく見てくれていると思います。
勝てる投手という意味では山本由伸を明らかに凌駕しています。
オリンピックに選ばれなかったのが不思議です。残念ではありますが、短期決戦で酷使させられるよりはありがたいのです。

つながる打線

この好調は正直怖いです。６回の３つのタイムリーで３点。今までなら、最少得点にとどまったでしょう。下位に、モヤやロメロをおける打線の厚みがなせるわざでしょう。まだベンチに、T-岡田とジョーンズが待機していました。

もうひとつ。
先日、梵英心打撃コーチの記事で、これまで思っていたことをすべて語ってくれているのを見かけました。

• 打つだけなら結果としては出るだろうと思ってたけど、得点しないと勝てないので、そこをどうするかと。

• 打ちにいきながら打てるボールはコンタクトする、打てないボールはファウルを打ってもう１回勝負していく、ということが一番大事だと思っています。

• 他の選手もそういうふうにやっているんだなというのが分かっているので、いまのモチベーションが高いんじゃないかなと。

この３点です。エイジェックやＪＦＥ西日本のコーチをやった経験が活きていると思います。そんな梵氏を推薦したのは、水本ヘッドと推測しますが、他球団で実績のあるコーチを連れてきたのではないことが秀逸です。

明日も勝って帰ってきてください

明日は竹安。６本柱の残り４人から誰を投げさせてもよい状態での竹安は意外です。ファームの直近の投球を結果だけ見ると心許ない数字です。シーズン後半に備えて、今試しておかないといけないのでしょう。
ともかく明日は打ち勝たないといけない試合です。序盤からの打線の援護を期待します。