寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】秘蔵っ子の鮮烈デビュー

試合は増井がかつての地元の釧路で躍動して、快勝しました。
今日はそれ以上に明るい話題が。楽天、ソフトバンクと後味の悪い試合が続いて、少し雰囲気が下り坂。それを吹き飛ばすほどのニュースです。


新人の来田涼斗が初打席ホームランから3連続安打で、打率10割、盗塁1のデビューを飾りました。ホームランを取ったのは背番号38の日ハムファンの方というのも、劇的。しかも、ホームランボールは本人の手元に届いたそうですから、日本ハム側がご尽力されたのでしょうで。感謝です。


オリックスジュニア

神戸出身で小学生時代はオリックスジュニア。もともとゆかりある選手です。
甲子園でのサヨナラホームランが印象的で知名度も十分でしたが、ドラフト3位。野手では元が2位ですから、スカウトの評価は即戦力ではなかったでしょう。
話題先行で実力が伴っていないというプロ側の評価で、数年後に一軍というのが期待値だったでしょう。


ファームで

しかし、ファームで活躍しています。それでも成績は245打席、打率.273、ホームラン1、盗塁5。
よい成績であるには変わりませんが、イチローさんの一年目と比べるようなものではありません。高卒外野手の有望株では駿太との比較になるでしょう。


期待以上の大活躍

ファームは鍛錬の場であって、中嶋監督は数字としての成績は求めていないと伝わります。今回の起用も数字以上に光るものがあったのでしょう。前半戦あと2試合のタイミングで昇格、いきなりのスタメン。


とはいえ、ここまでの強いスイングは予想外だったでしょう。ファームでホームラン1本しか打っていない選手が、初打席の初球をスタンドに運びました。持っている選手です。しかしも、内角の低目をファールにせずに、運び入れました。


ヒーローインタビューでの態度が実によかったです。高卒新人とは思えない、堂々とした余裕のある態度です。しかし、太々しい訳ではなく、笑顔が若者らしい。
映像を見ただけですが、体格が高卒とは思えません。高校の頃からガッチリしていましたが、さらに逞しくなった印象です。紅林が1年で大変身でしたが、ファームのフィットネスと食事環境が改善しているのでしょうね。


派手なデビューでニューヒーローが誕生しました。後半戦は新外国人選手とともに、目玉になってくれればです。


佐藤達也さんが、インタビューでサポートしているのが微笑ましい。佐藤さんは、伝説の中継ぎエースということを来田くんはわかっているかな。