寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】すばらしい前半戦でした

5位から首位へ

今期は最下位こそないものの、5月末時点では5位。
当時は張本勲さんを出すまでもなく、日本ハムと2弱と言われていました。


正直言いますと、私も、オリックスがAクラスは来年以降、優勝争いとなると宮城や紅林、太田がレギュラーになる数年後と思っていました。ただ、その頃には山本由伸はいないだろうし、もう当分難しいかも・・・と。


ところが、それから1ヶ月で、チームは変わりました。


1ヶ月で変わったと言うよりも、やっとやってきたことが勝敗に繋がるようになったといった方がよいでしょう。



https://pattomi.com/gb-p/
 (ぱっと見プロ野球さんのHPより)


このグラフは貯金と借金のグラフです。5月末時点では、借金5。そこから1ヶ月で貯金10まで持って行ったことがわかります。大型連勝の威力です。


ここで言えるのは、3~5月の戦いでは、勿体ない取りこぼしが非常に多かったこと。
これらを減らせていれば、もっと貯金ができている可能性があることです。


勝てるようになった要因

勝てるようになった最大の要因は、得点力の大幅なアップです。


大きいのが1、2番に定着した福田、宗の安定。打率以上に、この2人は相手先発投手に球数を投げさせることを徹底していました。強いチームが当たり前にやっていることをやれるようになっただけでも大きな進歩です。


もう一つは、4番の杉本。あの不祥事が発覚したのが5/23頃。これで一度チームは停滞します。交流戦に入っても、DeNAに負け越しています。
私も杉本は外すべきと本ブログで訴えましたが、中嶋監督の信念は揺らぎませんでした。杉本が意気に感じたようにさらに加速して打ち始めます。外国人野手が期待ほど働かないのをカバーしてしまいました。


前後が固まれば、吉田正尚のマークが緩くなるでしょう。吉田も好調を維持しています。つられるように、T-岡田や安達も蘇りました。


打撃以外で、大きいのは宗の守備。日本人のサードでは規格外の守備力です。アクロバティックな守備で、ミスがあると「前でとめろ云々」と解説者に批判されていますが、守備範囲が他のサードとは段違いで多少のミスは仕方ない。守備でお金が取れる選手です。ちなみにサードを奨めたのは二軍時代の中嶋監督です。


現在地

しかし、現在はやや苦戦しています。以前のことを考えると悲観することはないのですが、優勝するならば、楽天・ソフトバンク戦は後半戦に向けての試金石だと思っていました。


楽天もソフトバンクも、これまでは、弱いオリックスに対しての戦い方でした。ところが、今回は強いオリックスに対しての戦いでした。
投手は主力をぶつけてきましたし、中継ぎも惜しみなく主戦クラスを投入しました。審判のクセも考慮に入れた投球で、打線が苦労させられた印象です。


後半戦は相当厳しくなると感じる6連戦でした。
とはいえ、強いと認められてからの戦いが、本当の戦いです。
幸い、若い力の台頭が期待できます。新外国人も加入する予定です。


今日は来田に活躍してもらって、後半戦の目玉になって欲しいです。