【ORIX】最後まで楽しめました。
もうここまで来たら、よい試合をしても意味がない。
結果がすべて。
チームはそんなつもりで試合に挑んでいることでしょう。
ましてや中嶋監督はファームの監督時代から勝ちにこだわる方でした。
しかし、ファン目線でいうと、今日は実に面白い試合でした。
最高のワンポイント・比嘉
2点リードされた6回。1死1,3塁。
1点も許せない場面で、田嶋をリリーフしたのは比嘉。
思い返せば、2014年。金子千尋が招いたピンチを救ったこともありました。
2014年は62試合に投げて、防御率0.79。当時32才。優勝争いの最大の功労者でした。
にもかかわらず、翌年の推定年俸は6000万円。セットアッパーでもクローザーでもありませんが、試合の一番の山場に出てきて見事に火消しをする様は、神にみえました。
現在は38才。推定年俸は2100万円。
平野佳寿とともに、後ろでチームを支えてきました。ちなみに平野の最高年俸は3億円、現在は1億5000万円。比嘉が安すぎる気はします。
今日は、スライダー1球で仕留めました。狙い通りの併殺打でした。
工夫のない宜保・太田
2年目の紅林がレギュラーを掴んだのとは対照的に、掴めないのが1年先輩の宜保と太田。
太田は開幕からチャンスをもらいますが、好守に精彩ありません。昨年、中嶋監督代行の下で3本塁打した「成功体験」が、悪癖となっているのでしょうか。
7回先頭打者、ボールを追いかけるようなスイングであっさり凡退。9回は、前打者の伏見がお手本のようによく見て四球でした。ランナーをためたい場面で、ボール気味の変化球に三球三振。
昨日は勝利の影の立役者は後藤駿太と思いました。その役割を果たすのが、太田椋になるかと期待しました。
ボール球は絶体に振らず、とにかく粘ること。
役割はこれしかないはずです。紅林のような派手な活躍、同点ホームランでも狙ったのでしょうか。違います。1割打者がやることではありません。
技術的な面よりも、心構えが残念でした。
明日は宮城に、いや打線にかかっている
ソフトバンクがロッテに連勝してくれました。ロッテはマーティンの脱落が痛いですが、これで終わるチームでもないでしょう。
オリックスが自ら勝って、逆転しなくてはなりません。
楽天戦は宮城、山本、山﨑福でしょう。
その次のロッテ戦は、本田、山﨑颯、田嶋でしょう。
ロッテとの直接対決が、裏ローテーションになるだけに、楽天は2勝1敗もしくは3連勝が求められるでしょう。
明日は少し慣れられたように見えるも見える宮城です。
早い回に点をとって、余裕をもって投げさせたいです。1点もやれないのは、余計なプレッシャーです。老獪といわれますが、高卒2年目の投手です。
ベースボールマガジンの最新号より。よい記事でした。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。