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オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【園芸】パプリカの胚軸切断挿し木

20日経過時点の育苗状況(3/30)

3/10に人温発芽させたパプリカ2種類、トマト3種類(3/13投稿)の状況です。と写真をのせるはずが、撮影を忘れていました。
室内で育苗しており、温度管理のできる温室もないため、お日様に満足に当てられません。日中だけ外に出せればよいのですが、暗いうちに家をでて帰宅は21時くらいになるため、外に出すと朝夕の低温にさらすことになります。
よって、見事に徒長しています。所謂、もやし状態です。

胚軸切断挿し木

しかし、心配ご無用。「胚軸切断挿し木」を行います。これは、胚軸(茎)で切断して、植え直すものです。これは見た方には、びっくりされます
1,切断した苗を水を入れた卵の容器に2~3時間入れておきます。
ちょっと茶色いのが写真でもわかると思いますが、このわけは後述します。

2,その苗をポットの土に差します。

3,トロ箱(発砲スチロール)にいれて、ふたをして2~3日真っ暗にして休ませます。
植物にとってものすごいストレスを与えたので、しばらくは温度と湿度を最適環境にして、発根を促します。

さて、根付くでしょうか。

何のために

「胚軸切断挿し木」の目的は何かとよく聞かれます。私は徒長対策でやっていますが、もちろんプロはその目的ではありません。病気や害虫に強くするのが目的です。植物の体の中はもともと無菌状態ですが、無菌では病気に弱い状態です。そこで、体内に菌が入る幼苗時期に有益菌を入れてしまうというの方法です。私個人の感想ですが、連作障害に強くなるように思います。
比較栽培をしていますが、切断することで生育は遅れますが、1.5ヶ月程度で追いついて追い越していきます。パプリカやトマトは長く収穫できることを確認しています。キュウリはもう少し別のことをやりますが、時期がきましたら、紹介します。