寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】2022年シーズンに向けて<2>

外国人選手を枠一杯に使うことが、当たり前になっています。権利は使わねば損とばかりに。
そんな時代に、外国人選手を使わずに、日本の学校を出た選手だけでチームを作ったら、面白いとも思います。オリックスはそれができるだけの日本人の若手選手が育ってきていると思います。


来シーズンの外国人選手

とはいえ、来シーズンも外国人選手の力も借りて連覇を目指すことになります。


現在のルールでは支配下登録は無制限です。出場選手登録は4人まで、かつ投手または野手として同時に登録申請できるのはそれぞれ3人までです。
したがって、投手と野手が、2人ずつか、3人と1人かです。


今シーズンの主力外国人選手は全員契約解除で、途中で入ったバルガスとラベロのみ。2人とも日本シリーズで途中でベンチ外となっており、主力として期待するのもやや無理があります。


新加入の選手に主力級の働きを期待することになるでしょう。


投手

投手ではヒギンスが2セーブ28ホールドと、活躍しました。中盤以降は勝ちゲームの8回を担当してくれました。
どうしても必要なのは、後ろを任せる投手です。バルガスとビドルがその役割でしょう。どちらかが、8回を担うことになるでしょう。


バルガスはボールに力のある投手ですが、経歴が示すとおり安定した実績がありません。オリンピックの日本戦やCSで、よい投球も見せますが、続かない印象です。もっとも、オリックスの捕手は初球からギリギリを要求する傾向があり、藤川さんにも指摘されていました。コントロール不安のあるバルガスは、カウントを悪くしてストライクを取りに行って痛打というケースが散見されました。ストレートに加えて、スライダーにキレがあり、もっとボールの力を活かしたリードをしてもらえれば活躍できる期待はあります。


ビドルは今シーズンは3Aでまずまずの成績を残していますが、MLBではバルガスと同じような成績です。映像で見る限り、長身の左からのカーブは日本にはあまりいないタイプ。コントロールできれば、そう打たれないかもしれません。ただ、少々淡泊な印象もあり、粘ってくる日本の打者に根負けしないかです。投げてみないとわからないですね・・。


中継ぎ候補としては、バルガスの方がやや有力かと思います。


ワゲスパックは先発投手として期待できるかと思います。長身ですが、丁寧に投げるタイプで案外器用そうです。3Aで今シーズンは7勝2敗ですが、来シーズンはこれくらいの数字をのこしてくれると助かるでしょう。
懸念は、スパークマンとタイプが近いこと。日本人なら、山﨑颯一郎や山下と近いでしょう。その中から、抜け出せるか。
ワゲスパックが先発の裏ローテーションに入れるなら、山岡を後ろに回すことも可能になります。


野手

野手は名前の通ったモヤとジョーンズがいなくなり、印象としては寂しくなりました。しかし、来シーズンに向けて、彼らでは不十分なことも事実でした。DHか一塁で、本塁打30本打てる選手が欲しい。ロッテ、ヤクルトの外国人選手のように。


ラベロは、ラベロポーズがチームに浸透しましたが、成績は残せませんでした。ただ、よくボールを見るタイプだけに、日本の野球に順応する可能性があります。しかし、日本シリーズでは外角の速いボールに振り遅れており、来シーズンは狙われるでしょう。克服できるか。


バレラは、今シーズンは3A、MLBともある程度の率を残しました。長打力よりもアベレージタイプで、ファンの間でもがっかりムードが漂っています。
しかし、バレラはやれると思います。特筆すべきは守備力。映像で見る限り、サードの守備は宗に劣らないように思います。肩が強く、メジャーで39試合出場は伊達ではなさそうです。3Aでは盗塁7を決めており、スピードは十分でしょう。
問題は守る位置ですが、メインはセカンドで安達や太田との争いになるかもしれませんが、肩が強いので外野に回して、吉田をDHにしても、よいかもしれません。打てる内野が少ないオリックスだけに、バレラは重宝されそうです。


出場枠

投手は、先発でワゲスパック、中継ぎで2人のどちらかの2名。
野手は、ラベロを外野かDHで5,6番。バレラはセカンドかレフトで1,2番でしょうか。


やはり、DHか1塁の大砲が欲しいところです。
吉田、杉本、T-岡田でクリーンナップを形成できれば必要ないのですが・・。