寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】山本由伸の胸のすく投球

4/3 ソフトバンク 0-0

山本由伸、貫禄の投球

今日は三塁側のバックネット裏に近い位置から見ることができました。試合途中の4回からの観戦でしたが、ただならぬことになっていことにはすぐに気がつきました。山本由伸がソフトバンク相手にノーヒットノーランを継続中と。完全に「由伸劇場」です。
山本由伸を見るのは昨年のシーズン依頼ですが、一回りも二回りも体が大きくなったように、思えます。その体から150kmを平気で投げ込みます。剛の者です。オリックスには、金子や平野のような快速球を投げる投手はいましたが、山本は剛速球です。しなやかなフォームとはお世辞にもいえませんが、迫力があります。プロの投手としては178cmは小さい部類かもしれませんが、体格以上に迫力を感じました。あの投球を生で見ただけで今日は満足とします。

佐野 皓大、活躍と反省の8回

もう一人の主役は、佐野 皓大。まずは守備。山本が8回1死から松田に投じた投球は真ん中。松田はそこを逃さず、三遊間へ。ショートの安達が懸命に飛びつくも抜かれ、ボールはレフト前にゆっくりと転々と。ノーノー終了はおろか1点献上かと思われた次の瞬間。レフト佐野が猛ダッシュして掴み取ると矢のようなバックホーム。悠々とタッチアウト。さすが元投手。山本を救いました。京セラドームは興奮のるつぼ。観客も選手も一つになった気がしました。
そのあとの8回裏の攻撃では、若月を2塁において、送りバントを足でバントヒットにしてみせました。さらにそこから盗塁を決めます。ノーアウト2,3塁を作って見せました。
しかし、その好機を潰したのも佐野。西浦の外野フライで飛び出すボンヘット。良くも悪くも、佐野に始まり佐野で終わった8回。それだけに、12回裏は佐野まで回って欲しかった。あそこで打って、一気にスターダムへというシナリオを頭のなかに描いていました。

吉田正尚、.050

これだけ勝てない原因は、書きたくはないですが、やはりクリーンナップの不振です。3番メネセスはそこそこ打っていますが、4番で急停車してしまいます。
正尚、流石に心配になってきました。これだけ打てなかったことはプロ入り後はなかったので、初めてのスランプです。一度、休ませて、Tー岡田に変えた方がよいかもしれません。(今年のTー岡田は四番に据えるとやるような気もしています)自分を見つめ直して帰ってくる。そして用意された四番ではなく、もう一度奪回する。新旧の四番争いです。遠回りのようで、近道かもしれません。


明日、松葉にあえて、期待せずにみます。最強のソフトバンクです。打たれて元々、多少打たれても何食わぬ顔でひょうひょうと投げてほしいです。今日は打線が仕事をする番です。