４／７　楽天　５－５

９回表の楽天の猛攻に増井屈す

９回表、５－２で、８番からの攻撃の楽天。投手は守護神・増井。３番浅村まで回さなければ問題なし、つまり１人はランナーを出してもよしと思いました。
しかし、楽天の平石監督は腹をくくっていました。同点、逆転しても９回裏の守りがあるにもかかわらず、控えのいない捕手・足立に代打を送ります。これが当たって、８．９番が連打。この時点で浅村まで廻ることがほぼ確定し、嫌な雰囲気は感じました。案の定、３，４番で同点に追いつかれました。
三連投の増井を責めるよりも、明日なき戦いを成功させた楽天の執念を見習うべきでしょう。平石楽天の好調な訳がわかったきがします。生え抜きの青年監督と選手たちが心通わせているのが、この3連戦で分かりました。

後藤駿太の活躍

今シーズン2度の勝ちゲームを分けたショックはありますが、こういうときは、良いところに注目したいです。４点を奪った４回の立役者は後藤です。一死、２，３塁で９番後藤。今シーズン９番には犠牲フライ一つあげられないのを何度も見せられました。今日の後藤がタイムリーで二人とも返してくれました。その後、三盗を決めます。後藤は俊足の割に、盗塁はうまくないのですが、難しい三盗に挑戦した意気込みはこれまでに無いものです。さらに１０回は、勝ち越しタイムリーを阻止するレーザービーム。後藤であれば当然のバックホームでした。あれがセーフになっていれば、今日は負けていた可能性は高いです。
守備の天才・後藤駿太。やはり打つことです。打率.240打てるならレギュラーです。

榊原に一勝を。