寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】衝撃的な幕切れ

4/12 西武 0-1●

投手戦 山岡 VS 多和田

開幕投手の投げ合い。多和田は6回まで62球で完全試合。山岡も一歩も引きませんが、6回まで121球。6回で降板。球数が倍半分で、多和田はその後9回まで投げました。
多和田は映像で見る限りストレートが走り、スライダーが切れていましたが、それでもオリックスの淡泊な拙攻に助けられている印象。この試合まで防御率5点台で、決して調子はよくないシーズンインでした。昨年も16勝のうち、7勝を献上しています。多和田を西武のエースに育てているのはオリックスともいえます。

深刻な打線の不振はスカウティングのせいか?

昨日からロメロと杉本を1軍昇格させ打線に組み入れた新しいオーダーです。今日からは杉本もスタメンに加えて攻撃型の打線のはずでした。しかし、全く打てません。1割台が6人。3割越えが福田のみ。その福田もショートに回した途端に、打てなくなりました。守備が負担になっているのかもしれませんが、その考察は別の機会に。
ここまで打てないのは、選手の技量不足はもちろんですが、スカウティングも疑いたくなります。偵察です。『対戦相手を丸裸にするスカウティング』ができているのかです。対戦相手を分析して、スタッフと選手に指示を与えることです。サッカーやラグビーのような複雑さは無いと推測しますが、もしかしたら、その部分の力不足では無いのかと疑念が沸いています。
さて、深刻な打力不足で象徴的なのが、9回に代打で出てきたのが、ファームでも今季ヒットがない小島だったことです。(8打数0安打) ファームで打てない人を上げていること、それを西武にぶつけては失礼でしょう。結果はともかく、この策しかない時点で、勝負ありです。案の定の内野ゴロ。

衝撃的な9回裏

9回裏、1死1,2塁から、投手比嘉がセカンドゴロを打たせた場面で、ゲッツーを狙ったショート福田が1塁に悪送球して万事休す。ランナーが邪魔な位置にいて、福田は投げにくかったでように見えますが、無理して投げなくてもよい場面です。メネセスもファーストベースから足を話して取るべきでした。
サヨナラで西武の選手が異常に喜ぶ様子が、大事な試合を落としたことを再認識させてくれました。エース対決で勝つことはチームの士気を大いに高揚させますが、負けると相当なダメージがあるでしょう。ファンにとっては、打たれて負けるなら、ある意味スッキリです。しかし、ミスで終わるのは、見る気を失います。これでは確実に集客は減るでしょう。野手陣は、打力でも守備力でも投手の足を引っ張ります。力投の山岡、自責点0の負け投手・比嘉が不憫です。


明日は東明です。打たないと勝てません。
打てないなら、粘って相手に球数を投げさせ、相手の肩を消耗させる。疲れたところを打つ、次に出てくる投手を打つ。今から、急に技術を上げることは難しくとも、できることをやっていくチームが強いと思います。それも立派なチームプレーです。