寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】今シーズン初! 打線爆発!!

4/13 西武 10-3○

菊池雄星のおかげで目覚めた山崎福也が成果をだす!

キャンプインまもなくこの記事を読んで以来、ずっと山崎の先発を見てみたいと思っていました。イチローファンの私にとって、イチローの引退試合で号泣していた菊池雄星投手には好感を持っており、何かつながりを感じます。もしかしたら、菊池が山崎を指導してくれたのは、オリックスの選手だからということもあるのかもしれません。

今日は、今はやりの第二先発的な登板でした。注目を集める日本ハムよりも先にオリックスで結果が出ました。私の山崎の印象は、星野伸之2世です。星野さんは、ストレートは130km程度も、ドロンとしたカーブが持ち味。山崎はストレートは星野さんよりもやや速いものの、星野さんのようなカーブのバリエーションがなく、シュートもない。プロでは厳しい印象でした。その山崎が145km出すという情報は衝撃でした。今日もTV観戦ですが、140kmを超すストレートで押す場面もあり、見たことのない山崎です。初勝利の相手が西武というのにも何かの因縁を感じます。

打線のテコ入れで成果がでる

メネセスもロメロも外し、杉本をスタメンに持ってきました。ショートの守備に難のある福田をセカンドに戻し、ショートは大城。これまたサードの守備に不安のある頓宮をファーストに回し、サードは西野。かなり大きなテコ入れです。しかし、非常に納得感のある布陣です。
西武の先発今井投手の制球難で初回に1点とりますが、満塁で1点のみ。つけ込むことができず。ここまではいつものオリックス。すぐに西武に追いつかれ、今日も駄目かと思った矢先の3回、杉本にツーランがでます。また追いつかれ、やはりと思った矢先に、後藤にツーベースなどで1点勝ち越します。その後、後藤は4安打固め打ち。杉本の2号が飛び出します。福田、若月も2本づつ安打がでて、12安打で10得点。今シーズン初めて安心して見られる試合でした。

後藤が確変

納得感の高いテコ入れの中で、唯一の「?」はライト後藤でした。前日までの打率が1割台。打てないオリックスを象徴する選手でした。後藤なら、ロメロかメネセスの方が良いのではと。それでも首脳陣は起用した要因は、やはり守備力の高さでしょう。三塁で捕殺のレーザビームも決めて見せます。しかし、この日はバットでも結果を出します。4打数4安打でツーベース2本も立派なのですが、四球の打席も粘りに粘って四球を勝ち取った感がありました。ランニングでもよいものを見せてくれ、まさに上州のイチローと言われた頃を思い出しました。今日で3割打者になりました。本来は1,2番に定着すべき選手です。明日が重要です。

西浦のスーパーキャッチ

西浦が開幕からセンターを任されています。正直、センターは後藤の方が適任と思っていましたが、今日の秋山のあわやホームラン性のあたりをもぎ取った守備は見事でした。あれが抜けていれば、投手陣のやりくりでばたばたしていた可能性があります。今日に限らず、後ろの打球に強いのが西浦の良いところです。西浦はまだ2年目で新人王の権利もあると思います。高卒でドラフト6位の選手ですから、掘り出しものでしょう。西浦、後藤の右中間はかなりのレベルです。

気分のよい1日

今日は打線が爆発し、山崎の後を受けた近藤と山田も完璧でした。打線の漠×を呼び込んだのは間違いなく杉本です。ホームランは2本とも初球でした。明日は初球の配球は厳しくなるでしょう。しかし、あまり考えずにガンガンいけるところまで行って欲しい。
今日の試合でファンも、ここまでの鬱憤が晴れたと思います。今日が開幕くらいの気持でこれから戦ってい欲しいです。明日の西武は高橋。コントロールのよい投手です。打線の真価が試されます。
先発は、日曜日の男・榊原ではなく、ロッテ戦の雨で飛ばされた松葉。どちらかというと榊原を見てみたいのですが、松葉にはよい意味で期待を裏切る投球を見せて欲しいです。