寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】~山下舜平大~降臨

甲子園での阪神戦

ぽかぽか陽気の甲子園。阪神戦だけあって1万7千人の観客。
山下舜平大のデビューにはこれほどふさわしい舞台もありません。


そこであっさりと結果をだしてしまうのですから、恐れ入りました。
高身長の素材型の投手は、ブルペンでは圧巻の投球を見せるも、試合になるとフォームを崩して制球がままならず、ランナーをだして足でかき回されるのが相場でした。
最近のオリックスでも、山﨑颯一郎、本田仁海は当初はその気配はありました。しかし、その二人も昨シーズンではしっかりと戦力にしました。


ということから、山下舜平大の期待値も上がっていましたが、もはやそれを超えました。異次元です。
オープン戦とはいえ、故障明けで1軍初登板。ファームでもほぼ実績の無い投手です。
どんなメンタルをしているのか、大舞台にも呑まれている気配はありません。ブルペンで投げるように試合でも投げたのでしょう。まずそこがすごい。


そして、投球内容は

阪神タイガース公式Youtubeより
阪神さんは相手チームの良いところもきちんと取り上げてくれていて感謝です。


MAX158㌔、MIN156㌔。
阪神の好打者・島田選手をストレートだけで三球三振。ドラフト1位・森下選手は高めのストレートで1球で退け、ファームの四番・井上選手はフォークで。7球で帰ってきました。


森友哉とのバッテリーは黄金バッテリーの気配がしました。
その後に投げた山﨑颯一郎、本田仁海が、遅く感じるほどでした。


今日はほぼストレートでした。中継ぎならともかく、先発なら、カーブやフォークの制球やランナーを出してからの投球など、まだ課題はありますが、最高のデビューでした。
ただ、まだ100%で投げてはいないはずです。


収穫はコットン

山岡泰輔は3回途中まで、2失点。球数が72球。山岡はあえて打たれる投球をする時があるようで、この結果はあまり気にしなくてもよいと思います。次回もこれなら、開幕は黄色信号です。


今日の最大の収穫はコットンでしょう。3回を投げて1安打1四球無失点、45球。
ストレートもよく走って、前評判のチェンジアップも低めに決まっていました。昨年メジャーで30試合は伊達では無かったですね。
また一人でてきました。大きな戦力になりそうです。


打線好調

試合は、阪神のエース青柳投手ですから、そう打てないと思っていましたが、来田がタイムリー3塁打を放ったのは嬉しい誤算。来田は遅いボールの方がタイミングがあっていそう。
頓宮は、伊藤投手から2本のタイムリー。こちらも遅いボールには強いです。オリックスの投手相手でなくてよかったでしょう。


しかし、試合全体では7安打。
もう少し粘りは欲しいとは思いました。
明日も阪神戦。明日は今日と違うメンバーの活躍をみたいもの。