【ORIX】中川圭太が勝利を呼び込む
今日は大勝しました。しかし、楽勝ではありませんでしたし、勝利の女神がどちらに微笑むかはすごく微妙だと痛感しました。勝敗のターニングポイントはいくつかあって、それを呼び込めたのは中嶋監督。松井監督は現役時代は好きな選手でしたが、勝負という意味では隙はあったと思います。
中川のいやらしさ
今日でいえば、立役者は中川圭太だと思いました。
オリ打線は、初回、エンス投手に対し、あっさり2死献上。嫌な流れです。
続く打者は3番中川は曲者。ここに配置してあるのがポイントです。中川は11球粘って歩きます。最後の一球は微妙でエンスは嫌な顔をしていました。リズムを崩されたエンス。あれが杉本の本塁打の伏線だったように見えました。あそこで中川が凡退していれば、今日も昨年10勝した良い時のエンスだったかもしれません。
追加点も中川。3回にフェンス直撃の二塁打で追加点。これで試合の趨勢は決まったでしょう。
山崎福也が突然乱れる
バッターボックスに立つとイキイキする山崎福也。打席がないとリズムが作れないのか、4回に変化球をつるべうちされます。コツコツと当てられて5単打を集中されます。この回までででした。福田のスーパープレイがなければもっと大量失点もあり得ました。6点リードに守られながら、勝利投手になれないのは、情けない。開幕2戦目に起用してくれた中嶋監督の期待に応えられずです。
昨年までの相棒は伏見寅威でした。森友哉との相性もあるのかもしれませんが、今日はクイックで投げたり相手打者のタイミングをずらすことに頭が行きすぎているようにも見えました。日本シリーズではもっと、自分のペースで投げていたように見えました。
森友哉の集中力
4回の1死13塁で、宗佑磨が犠牲フライを打ち1点取ります。ここでビックプレイが飛び出します。1塁走者の森がタッチアップで二塁に。やや浅いフライでバックホームにしか考え変えていないのを見抜いて、果敢に走りました。
このプレイがゴンザレスの二塁打での6点目につながりました。去年の森の姿は今はありません。チームの勝利に集中する1人の選手がいます。
中継陣の活躍で連勝
4点差にも関わらず、勝ちパターンの中継ぎ投入で、8回まで無失点。
外崎、山川、中村を中心とした西武打線はやはり怖く、気が抜けません。
5回から継投策で光ったのは比嘉。マキノン、外崎、山川をあっさり退けたのが実に大きい。流れを呼び戻しました。年俸を倍くらいは貰うべき投手です。
そして阿部翔太まで投入。連投のため、明日は投げられなくなりました。山崎福也が早々に降板したためです。
明日は平良投手なので容易には点は取れないでしょう。山岡の出来次第ですが、おそらく5、6回までか。明日も中継ぎは総動員でしょう。
スイープを狙っていきましょう。
ソフトバンクも強いですね。
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