寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】成長のチャンスだ、森友哉!

今日は8回がすべて

ワゲスパックが打たれましたが、投げているボール自体は昨年と変わりなく、バッテリーの配球の問題だと思います。最後、鈴木将平選手が空振りしていれば、問題がなかった訳なので。


今日のワゲスパックの配球全般に言えますが、早いカウントでは低めにボールになる落ちる系のボール。これを見逃されて、ボール先行になったのが今日の苦しさの原因です。


基本的にはこういうことでしょう。


A 打ち気の打者には、逃げるボールは空振りをとれる。
B 打ち気のない打者には、逃げるボールは見送られる。


当たり前すぎて、怒られそうです。
ただ、今日の8回。山川以外の打者は初球からは打つ気がありませんでした。カウントの作り込みでボール球には手を出さず、あるいはファーボールでよしと考えていたでしょう。


山川のみA
山川以外B


という対応をすべきたっだと思います。山川はうまくいきました。強烈なあたりですが、打ち取ったでしょう。不運にもイレギュラーしましたが。


問題は山川以外。打たれた鈴木には、初球から3球連続して内角低めのカットボール。中にはストライクとコールされてもよいボールもありましたが、あそこまできわどいボールが必要だったか。3ボールになってから、開き直ってストレートを3球連続。高めのストレートで空振りをとれたため、最後もストレート。が、低めにきた分、伸びが足りなくて弾き返されます。
配球の前後半が逆だったらどうなっていたか。投手優位なカウントを作り込んで、落とせば打てていないはずです。


配球には意外性も必要です。相手の裏をかく必要もありますが、打者が打ち気なのかの見極めが必要です。西武のことを分かっていると過信がなかったか。中嶋監督が「力で押し込めるはずなので、そこはやってもらいたい」と言うのもわかる気がします。
今日はワゲスパックが8回を抑えていても勝てたかはわかりません。しかし、この負け方はダメージもあります。


中嶋監督の捕手戦略

昨日、中嶋監督は若月をDHで起用しました。最後はDHを解除してまで若月にマスクを被らせました。若月への気遣いは大いにあると思います。もちろん、そんなことを言えば価値はなくなるので中嶋監督は決して言いませんが。


昨年は伏見と若月で、ポストシーズンも含めて修羅場を勝ち抜きました。全部が、宇田川、山﨑颯一郎の勢いでねじ伏せた訳では無く、ワゲスパックや阿部、近藤、本田をうまくリードしました。


中嶋監督と若月、森友哉、石川でディスカッションしてみて欲しいです。そして、平野佳寿にも聞いてみる。
平野はピンチの場面で、真ん中のストレートでカウントを整えたりします。打ち気の打者に投げると間違いなくスタンドインです。平野は阿部にもストレートをもっと投げろと言うようです。


この1敗は示唆に富んでいると思います。ここから捕手陣が成長してもらいたい。