寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】攻めきれない打線...

4/28 西武 2-4●

K-鈴木の快投!

キャンプから調子のよかったK-鈴木ですが、開幕1軍には入れませんでした。代わりに入っているのが松葉というのが、結果論で無く解せませんでした。しかし、今日はその鬱憤を晴らし、完全にローテーション入りを決める投球でした。ストレートの威力は申し分なく、緩急をつける落差の大きなスライダーに、フォークもよくコントロールされていました。ピンチでも動揺を見せない表情もよく。良いときの金子を彷彿とさせる貫禄のピッチング。救世主になってほしいです。

敗因は打線にあり

直接的な敗因は、8回の近藤、山崎です。1イニング6四球はあり得ないのですが、近藤には今日の球審はやや酷でした。西武よりの判定をしているよりも、低めのコーナーを突く投球が持ち味の近藤にとって相性が悪かったです。あの場面、絶対にいけないのは先頭打者を出すこと。それは、近藤もわかっていたはず。先頭打者、2球であっさり追い込みましたが、そのあと高めのストレートで勝負をかければ、あっさり終わっていたのかもしれません。あれだけのストレートがありながら、残念です。
しかし、敗戦の本当の原因は打線にあると思います。今日の今井は5回まで毎回ランナーを背負いアップアップでした。それを助けたのはオリックス打線。3回1死満塁から、中川があっさり倒れ、伏見もボール球を空振り三振。4回1死1,2塁の佐野は転がせばなんとかなる、はよい狙いでしたが、源田の守備が秀逸でした。続く吉田も粘れず。西武は主軸も含めて、近藤、山崎を追い詰めた粘りを見せたのとは対照的でした。

力はついているのに、なぜ勝てないのか

今年は、2、3年前に比べて力はついてきています。若い力も出てきています。
しかし、それでも勝てない。
経験がたりないと言えば簡単なのですが、果たしてそれだけか?

帰って、森脇元監督の著書をぱらぱら読み返してみました。21015年シーズンの開幕前に出版され、笑止な著書としてファンの間では有名です。しかし、納得できる部分もあります。勝利への執念が足りないと分析して、スコアラーを含めたミーティングを充実させたとあります。この2試合、相手先発の多和田、今井とも、不安定でした。早打ちは避け、球数を投げさせること。特にランナーがある場面では、ゲッツーは避けることを意識させておけば、結果は違ったはずです。チーム打率は、西武259、オリックス228と差はありますが、その差以上に点を取ることへの執念には差があるように見えます。

ちなみに、仰木監督の著書は明日の平成最後のマジック、振り返りです。


GW変則日程のため、先発は5人で回しています。明日はアルバースの先発。十亀は比較的得意なタイプだと思います。明日こそ、打線爆発させてほしい。好球必打と言いますが、好球のみ必打で、よく見ていくことです。