寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】中嶋監督は何かを探していた

明日で一巡します。
WBCに投手4人を輩出し変則的な開幕になりました。


それもあるでしょうが、一巡目は手探りと決めていたのではないでしょうか。
中嶋監督はさほど勝利への執着がなかったような気がします。
もともと、中継ぎ投手は2連投すれば翌日はベンチ外を徹底するほど、選手生命への気遣いはありますが、勝利への執着は非常に強い監督です。


その監督が勝利以上に求めているものがあったように思います。


その一つ

ポスト由伸を見据えた先発投手

開幕投手にプロ初登板の山下舜平大を起用したのは、ポスト由伸の指名だったように思います。


さらに最初の9戦で先発投手を9人起用しました。
勝利優先なら、村西やニックスではなく、山崎福也と山岡泰輔だったでしょう。
それでも、この時期は先発探しを優先したのでしょう。


結果、新しい顔で合格点は、山下舜平大だけだったかもしれません。
黒木優太とニックスはもう一度チャンスがあると思います。村西はファームで成績を残して上がってきて欲しい。当然、東や小野らとの争いに勝つ必要があります。


コーチ陣の役割決め

投手コーチは、昨年までの高山コーチの役割を平井コーチが務めているようです。
高山コーチは2014年は中継ぎ酷使の張本人ですが、中嶋政権では中嶋監督の意図を理解しているように見えました。それでも、中嶋監督はコーチの若返りを進めています。
今シーズンはややクエスチョンな継投がありますが、平井コーチの采配か。中嶋監督はそこの見極めもしている気がします。WBCに派遣された厚沢コーチらとの役割分担も次第に確立されるのでしょう。


一軍打撃コーチは、梵コーチから小谷野コーチに代わりましたが結果相変わらずです。コーチが代わってもすぐに結果を求めるのも酷ですが、今は見極めの時期かもしれません。



当然、野手の見極めもしました。
ショートは野口でいくと決めていたようですが、開幕と同時に打てなくなりました。守備も何故か下手になった気がします。ゴンザレスで行くのか、紅林を戻すか、これからまだまだ試行錯誤が続きそうです。



中嶋監督のことです。試行錯誤をできるのは今と考えているのかもしれません。
オープン戦の延長のような一巡目のような気もしますが、