【ORIX】後半勝負の中嶋戦略!?
過保護ローテーション
先発投手は非常にゆとりのあるローテーションを組んでいます。
山下舜平大 中10日、中11日
山﨑福也 中18日(ファームで登板あり)
山岡泰輔 中7日(中継ぎ)、中8日
田嶋大樹 中8日、中6日
山本由伸 中7日、中7日
宮城大弥 中8日、中8日
ニックス 中11日
今のNPBでは中6日で回すケースが多いです。ちなみに明日対戦の日本ハムの伊藤大海投手は中5日。前回も100球以上投げています。
そんな中、オリックスでは田嶋が中6日が1回あるだけで、他は中7日以上です。山本、宮城はWBCの考慮はあるにせよかなり過保護ローテーションです。
それでいて、首位と1ゲーム差の2位につけています。
中嶋監督の序盤は先発に無理させない方針が貫かれていますが、それでいてこの位置。
作戦通りではないでしょうか?
中継ぎ陣は
やや酷使気味なのは、宇田川優希だけでした。
22日の西武戦で打たれて抹消されましたが、打たれたことよりも酷使を心配されて一度調整だったのでしょう。今の中継ぎ陣の状況で、宇田川抜きはかなりしんどいですが、勝利よりも選手ファースト。
勝負はシーズン後半。今飛び出す必要はない。選手を疲れさせないという方針でしょう。
ここまで、不振だったワゲスパック、阿部翔太、山﨑颯一郎あたりはやや復調の兆しがみえてきました。吉田凌や曽谷龍平も昇格しており、負荷を分散させる意味でしょう。
そして、1軍で使うことで成長を促す。
シーズン前、オリックスは投手陣の下馬評がよかったです。
その割にはややもたついている印象ですが、これも中嶋監督にとって想定内なのでしょう。
シーズン前半は戦力整備に当てる期間。それでいてこの位置。
中嶋監督の戦略に沿っているような気がしています。
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