５／５　ソフトバンク ２－７●

「K -鈴木がかわいそう」西村監督

昨日の試合、４回の守備について、「二遊間で3つもエラーをしたら投手の足を引っ張る。」と西村監督はコメントされています。
４回もですが、３回の先制点は防げた点だと思います。
①３回の周東の三塁打はライトが吉田以外なら
②４回の大城のエラーは三塁手・山足との共同エラー
③４回の福田の２つめのエラーは一塁手・白崎との共同エラー
起用法の問題でしょう。かわいそうにしたのは、首脳陣だと。

打線がまた沈黙

この試合が始まるまで防御率６点台のミランダに、三回まで４４球でノーヒット。打てない、粘れない打線です。唯一、粘っているのがキャプテン福田。
チームとして、相手投手の攻略について、策を練れているのでしょうか。個人まかせになっていないでしょうか。狙い球もが選手によりまちまちに見えます。「狙い球を絞り１発で決める、ソフトバンクができていてオリックスができていないこと」として、松中氏が指摘されていました。

守備位置を固定して

森脇監督、福良監督、西村監督と３代守備の達人が監督をされています。内野守備が格段に良くなって良いはずです。森脇監督以前は、ダブルプレーもまともにとれないチームで、そこは改善しました。ただ、福良前監督が掲げた複数守備制は、機能していません。中途半端なユーティリティープレーヤーが増えただけです。
打てないチームが、守備まで破綻すると試合になりません。逆にいえば、吉田以外は誰が打席に入っても、大差ないです。ならば、守備位置は固定して、それぞれ専門職にした方がよいでしょう。
ポジションになれてプロのプレーができるには、３年はかかる。井端氏の言葉です。

守れる人を優先して、守備位置を固定して起用する。まずはこれをやってください。今は手を変え品を変えて、ばたばたしすぎます。すべての選手にチャンスを与えると言えば聞こえはよいですが、ファームで結果を出していない選手の起用は疑問です。
ファームを含めて、個人的に固定して頂きたいのは図のとおりです。

新生オリックス、生まれ変わるには、痛みも必要。
そこはわかっていますので、それがわかる起用をお願いします。