宮城大弥が輝いた１日でした。

高橋宏斗と宮城はWBCでも仲の良いところを見せていました。山本由伸とは自主トレ仲間で、オリックスのメンバーとも近しい関係でしょう。
しかし、試合が始まれば、別。高橋の山本由伸ばりのストレートに圧倒されます。しかし、今日のオリックス打線は粘れていました。高橋投手から点は取れないものの、球数を投げさせることには成功します。

そして、７回表。

高橋投手から頓宮、マーゴ、杉本の単打連打で一死満塁。
そこで、紅林。次が宮城ということを考えれば、絶対に打たないといけない場面。
もっといえば、併殺打になるリスクを犯してもいいので、バットに当てないといけない場面。結果は空振り三振。ボール球だったように思います。

続く、二死満塁。宮城はバスターの構えから粘りますが、三振。バスターさせない方が良かったかもしれません。普通に打った方が雰囲気のある打者です。
高橋には内角はやめてくれと言っていたそうですが、最後は内角のストレートに三振。あれは打てません。仕方ありません。

森友哉！

８回は高橋投手が降板します。7回までに120球近く投げさせた成果です。
変わった祖父江投手はストライクが入らず走者をためて、森友哉の一振り。頼りになる四番。
ここ数年はホームランは10本前後でしたが、はや7号。吉田正尚の穴を1人で埋めているほど、良いところで打ってくれます。

それで終わらず、マーゴのタイムリーで1点追加。低めの速球をジャストミートは凄かった。
そして、1死1、2塁で紅林。ここも次が宮城のため、決めるべき場面。結果はセンターフライ。中日3連戦は打では足を引っ張り続けました。

救ったのは宮城でした。2死のため、ヒットを打つしかない場面ですが、きっちり流し打ちでランナーを返します。パ・リーグの投手の打撃ではありません。プロ2安打目で、プロ初打点。宮城の5点目が自らを楽にしました。

今シーズン二度目の完封。
中継ぎ投手にはよい休養になったでしょう。
1日休んで、ホームで6連戦。中6日で回せるなら、山本由伸、田嶋大樹、山下舜平大、山岡泰輔、山崎福也、宮城大弥。山下を中8日とするなら、もう1人必要ですが、どうなるのでしょう。楽しみです。