寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】打線が投手を育てる。

山崎が7回を零封。77球でしたので、完封を狙って欲しかったところ。
しかし、山崎を見てきた中でも1,2の出来だったように思います。左腕で145㌔は少ないでしょう。菊池雄星投手からアドバイスで強いボールを投げるように意識したのが2年前だったと思います。あれから変わりはじめたと思いますが、今年は本物になりつつあります。以前からのドロンとしたカーブも有効。宮城、田嶋との左腕トリオは3人とも特徴が違うのが面白いです。


打線が投手を育てる

今日の山崎もそうですが、よい意味で打たれてもよいと大胆に投げていたように思います。西武は特に序盤はよく見て球数を投げさせる傾向にありますが、どんどんストライクを投げて追い込んでいきました。


パ・リーグTVより


打たれても、取り返してくれると思えば大胆に攻められるでしょう。1点もやれない投球を最初からやると、外角低めを狙う窮屈な投球になるでしょう。結果、四球で自滅です。
オリックスの投手から「ゾーン」でということばがよく出ますが、トップの方針が浸透しているとみます。打たれてもいいよといってもらえると、違うでしょう。


先発野手は代えないのが基本

福良、西村監督時代の疑問は、守備型の選手をスターティングで使うことが多かったことです。
スターティングで、たとえば、駿太、西野、鈴木あたりを使うと、チャンスがくれば、代打を使わないといけなくなります。代打で出てくる選手は守備力がないので、一番大事な終盤に「守備固め」の逆が起こっていました。
しかも、代打で出てきた選手も試合に入り込めていないので、打つ確率が低かったように思います。


それが中嶋監督は打撃型の選手をスターティングに、そして基本は途中で代えない。すると序盤で打てなくても、1,2打席でボールを見てきたのが生きて打つ確率はあがっているように思います。その上でリードすれば守備固め。


明日も1週前と同じ先発同志の対決。今日は西武に分がありましたが、明日はオリックスに分があります。今日は、投手力以上に、彼我の守備が勝負を分けたと思えます。油断は禁物です。