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オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

頓宮裕真は、石井浩郎になれるか!?

ドラフト2位の頓宮裕真内野手が紅白戦で竹安投手から3ランを放ちました。頓宮はサードの守備の不慣れから時間がかかると思っていましたが、守備が安定しているため、打撃に集中できているようです。こうなると捕手を三塁でとしてとったスカウトは、神がかりの凄腕です。開幕一軍サードの期待が膨らみます。


頓宮選手は亜細亜大の先輩でもあるパンチ佐藤氏にあやかりパンチパーマで話題になりました。しかし、つかみは十分、もうパンチパーマは必要ありません。ここからは実力で勝負。パンチ佐藤さんは超えて、同じく前身・近鉄の石井浩郎氏のような活躍をしてほしいと願います。


<1年目成績>
パンチ佐藤(オリックス 1989年ドラフト1位)
142打数 44安打 打率 .331 1本塁打 8打点
石井浩郎(近鉄 1989年ドラフト3位)
263打数 79安打  打率.300 22本塁打 46打点


パンチ佐藤選手も1年目としては悪くありませんが、ドラフト1位の大卒社会人としてはやや物足りないです。当時のブルーサンダー打線に加えて外野守備が不安定だったことなどから出場機会が少なかったようです。打率がよいだけにもう少し打席をもらえていれば、その後が変わったかもしれません。
ドラフト3位の石井選手も大卒社会人ですが、新人時から圧倒的な数字です。石井選手といえばファーストですが、新人時は28試合サードを守っています。石井選手は上体がムキムキで見るからに長距離砲ですが、バッティングは意外もクレバーで起用に人のいないところに打っていたのが印象的でした。逆方向のバッティングは頓宮と重なるところがあります。


頓宮選手が石井選手くらい活躍すれば、オリックスの長年の課題である長打力のあるサードが解消します。中島宏之選手をもってしても実現できなかった夢です。しかも、右の大砲。ソフトバンクや西武打線にぐっと近づきます。


オープン戦でポジションを奪えるか、注目します。