今日は西武に悔敗でした。

今日も威風堂々・宮城

映像からしかわかりませんが、西武ドームの雰囲気は相手チームにはかなりの脅威です。しかも新人で２回目の登板。堂々としたものです。かつてエースを張っていた頃の金子千尋でさえ、この球場では雰囲気に呑まれ、ストライクボールの判定にセンシティブになって自滅したことがありました。

中嶋監督代行「もう十分なピッチングだと思います。６回を投げきったということも、すごく大きな事。もう十分。普通に、いいと思いますけどね。最初から言っているように、普通に戦力だと思いますので。ただ、じゃあすぐに６人の中に入ってくるのかという話なだけで、もう十分な戦力です」（スポーツ報知）

その通りです。QS達成と言うこと以上に、３回以降は３本柱にもひけをとらない投球でした。前回の先発から、ファームで間隔を保って先発しています。４回４安打２失点でした。（この試合は２２－５と記録的な大勝）数字しかわかりませんが、ファームよりも一軍での方が成績がよいです。

来季にむけて

中嶋監督代行はすでに来季を見据えた戦いをしていると思います。それを感じる発言もしばしばあります。
気になるのは、２つ。

①　シーズンオフの過ごし方
ファームの監督時代は、選手の自主性に任せたキャンプでした。それで選手が伸びたのは事実だが、練習時間が短くなるのも事実。まだ線の細い体格の選手が多いのも気なります。
②　選手起用
シーズン途中からの采配は制約も多かったでしょうが、キャンプから采配をふる来季は中嶋色を出せるでしょう。

来季のローテーション制

その中でも、来季のローテーションは気になっていましたが、少し見えた気がします。

・３本柱は１週間に１度のローテーションを守る（週に１度）
・残る３人は一度ファームに落として１週開けて起用（２週に１度）

もちろん、現在の宮城は育成のための２週に１度でしょう。しかし、ベテランの増井、アルバースの起用を見ると、負担を考えての２週に１度と思われます。そしてそれは成功しています。アルバースの登板時は、ヒギンスかディクソンの休養日として有効に使っています。

アルバースについては、今シーズンの成績からは本来は残留は微妙です。しかし、MLBからの獲得が難しいとも言われており、来シーズンは残留でしょう。とすれば、35才のアルバースは２週に１度の起用は必須になると思います。

・毎週ローテ　山本、山岡、田嶋　（３人）
・隔週ローテ　張、アルバース、増井、宮城、山崎、あと１人　（６人）

隔週ローテは６人必要になります。隔週ローテのうち、張や宮城が１本立ちできれば、毎週ローテに組み込まれて、隔週ローテが４人でよくなります。
ただし、今年も山岡が離脱したように、誰が離脱するかわかりません。竹安、K-鈴木、榊原あたりが出てこないと苦しいでしょう。

ドラフトでどんな選手を獲得できるかも注目です。