寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】孝行息子あらわる!!

今日は必ず勝たねばならない日

宮城の登板をスライドしてまでぶつけた試合でした。ところが、宮城が元オリックスの恋人・荻野選手には相性が悪いようで、3安打を浴びます。初回と2回の合計3失点の一番の要因になってしまいました。
これで神戸の薄暮に、暗雲が漂いました。


というのも、ジョーンズの抹消が発表され、これで、T-岡田、吉田正尚、ジョーンズと頼れる長距離砲が3門も欠けてしまいました。重い3点になることが容易に想像されたから。


大ブレーキのモヤ

残る大砲は、杉本とモヤ。杉本は徹底マークで、4四死球と打たせてもらえませんでした。
となると残るモヤに期待がかかりますが、大ブレーキ。7回まで4回チャンスですべて凡退。特に5回は1死満塁で併殺打は意気消沈させるのに十分でした。どこかで、一本出ていれば、どれだけ楽になっていたか。


大下誠一郎に救われる

反撃ののろしは8回。ジョーンズの代わりに上がってきた大下。
昨年も初打席、神戸でホームランを打つなど、中嶋監督チルドレンの印象はあります。


しかし、今年のファームでは、打率.239、ホームラン2本と今ひとつの成績。
その男が、由宇の試合途中で招集され、自分で荷物を持って新幹線に飛び乗り、やってきました。


さほど期待していなかった大下ですが、8回に代打に出てきて、いきなり一発。


さらには9回裏にはサヨナラの一打。



本当にすごいの一言。
奇跡です。一軍でこそ、力を出す。実力以上のものを。持っている男といいたくなります。


それぞれ、佐々木 千隼投手、田中 靖洋投手というロッテが誇る勝ちパターンの投手たちかです。しびれる場面でそう打てるものでは無いのですが、なにかありますね。
ジョーンズの副反応からの回復次第で、交代だったでしょうが、落とせなくなりました。


投手陣の踏ん張り

宮城の後を受けて投げた、吉田、海田、ヒギンス、平野が0に抑えたのがすばらしかったです。今日勝てたことは非常に大きいです。


野球は屋外でやるものだと、神戸での試合ではいつも思います。
特に今日は劇的な勝利で強く思いました。今日負けていれば、チームの雰囲気は最悪でしょう。3タテされる可能性も大きかった。もしかしたら、優勝争いからの脱落になっていたかもしれません。


明日からも、厳しい試合が続くと思います。しかし、崖っぷちでギリギリの試合をすることでしか、修羅場に強いチームにはならないでしょう。今が進化の真っ最中です。