寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】神がかり、T-岡田

一昨年、打率.120で、オフには若手に混じってプエルトリコにまで派遣されました。落ちるところまで落ちたT-岡田。当時の西村監督の扱いもリスペクトのかけらも感じられないものでした。


こんな日が来るとは思えませんでした。
9回表、2死1,3塁。2点差。あと一人でロッテにマジック点灯。ゲーム差は2になり、実質的に優勝は遠のきます。勝つにはホームランしかない場面ですが、相手は守護神の益田投手。


前のイニングには、オリックスの外野陣に2つのミスがあり、前の打者のモヤの当たりはエチェバリアの超ファンプレーで捕球され、流れは完全にロッテでした。
オリックス関係の人は誰しも、負けを覚悟して見守った打席。勝負弱いのがTー岡田のいつも姿ですから。


しかし、予想外のことが起こります。外のボールをバットの先で捉えた打球は、目の覚めるようなラインドライブを描き、ライトスタンドに突き刺さりました。
今までみたT-岡田で一番すごい。引っ張るには難しいボールです。


パ・リーグTVより


この一打で1億円もらってもおかしくない。オリックスを救った一打でした。


太田 椋も価値ある一発

8回には一度は同点となる太田の一発がありました。絶対的なセットアッパー・佐々木 千隼投手からだけに大きな一発でした。



試合を作った田嶋、締めた平野佳寿

どうしても打者に目が行きますが、投手陣の頑張りが大きい。田嶋が味方に足を引っ張られ、援護がない中で、よく踏ん張ってくれました。優勝争いに踏みとどまれたのは田嶋の覚醒があったからです。


そして、37才とは思えない活躍を見せる平野。平野が帰ってきていなければ、優勝争いはありませんでした。それを助けたのが、福田のビッグプレー。自らのミスを取り返しました。


この試合、審判団のフェアなジャッジに感謝です。
Tー岡田のファーストベースの踏み忘れも、しっかりと確認いただいたようです。
井口監督は確信がなくダメ元でであれば、謹んでもらいたかったです。井口選手は大学時代からずっと応援していただけに、監督になってから相手チームへのリスペクトに欠けるように感じる行動はやや残念ではあります。
ただ、この時間が平野が肩を作る時間にはなったと思います。あと、欲を言えば、Tー岡田の後の打者の伏見が1分でも長く時間稼ぎできるように粘って欲しかった。



この試合終了後。
ソフトバンク対西武戦。同じように9回表に西武が2点差をひっくり返して逆転勝ち。明日からの対戦相手がソフトバンクだけに西武の殊勲勝は大きいと思います。勢いをつけて、大阪入りが出来なくなり、明日は守護神の森投手は使えないでしょう。


一方、オリックスは、劇的な勝利で、明日はホームに凱旋です。
まだ厳しい戦いが続きますが、宮城が久々の快投を見せて欲しいです。