寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】最高の山本由伸

テレビですが、試合開始から終わりまで瞬き一つせずに見ました。
山本由伸にはじまり、山本由伸の終わった試合でした。


調子のよくなかった山本由伸

画面を通しても伝わってくる緊張感の中で試合が始まりました。
ヒーローインタビューで、中嶋監督が言っていましたが、決して調子はよくなかった今日の山本。ロッテ打線は疲れはあるでしょうが、試合勘はすばらしく、ストレートをカットされ、フォークが決まらず。苦しい投球でした。


それを救ったのはカーブでした。若月はカーブを有効に使って立て直しをはかりました。後半になるほど調子を上げて、126球で完封。陰の立て役者は若月でしょう。


中15日、試合間隔が開きすぎた中で、この試合の重圧が掛かり続けた山本。
中嶋監督が疲れがあったというのはその意味でしょう。本当に大変な日々だったでしょう。その中でのあの投球ですから、過去に見てきたどんな投手よりも偉大です。


ロッテの守備

今日はロッテの守備が圧巻でした。さすがにファーストステージを勝ち抜いてきたチーム。
エチェバリアが、藤岡が、荻野が、ファインプレーを連発します。集中力がすばらしい。それが、山本由伸から4回まで毎回安打を放った打撃にも繋がっていると思います。そんなロッテを抑え続けた山本は圧巻です。


打線の奮起が必要

T-岡田のタイムリーは見事。復帰した吉田正尚のヒットも驚きです。
ラベロの二塁打も良かった。ラベロがレフトを無難にこなしてくれるお陰で、吉田が復帰できた面もあり。怪我もありましたが、このタイミングでの本格的な登場はむしろ幸いかもしれません。


しかし、中嶋監督が怖い顔をして語った「打線がよくない」。これはまさにそうです。
石川投手はよかったですが、それでもミスショットが目立ちました。粘りも今ひとつ。投手が山本でなければ負けゲームでした。


象徴的なのが杉本。外角のシンカーについていけず。吉田正尚との差を感じました。
ただ、今日は実戦感覚の問題はありますが、明日から戻してほしいものです。明日は田嶋投手ですが、序盤からまとまった援護したいところです。吉田はまだ打撃練習では合わせるだけ、試合でも本塁打は無理でしょう。ラオウの覚醒が必要です。


相手投手が美馬投手なのは幸いにも思えます。勢いのある岩下投手や河村投手の方がやりにくい印象があります。経験のある投手の安定感にかけたのでしょうが、佐々木投手が出てくる前にもう1勝。明日は取りたいです。ラオウ、ラベロあたりに一発が欲しいです。