寝ても覚めてもORIX

オリックスバファローズを応援です。いろいろと書きますが、ORIXが勝てば、日常生活も楽しいという単純人間のブログです。

【ORIX】新守護神・黒木誕生の予感

今日はすばらしい勝利です。


田嶋大樹が7回2死まで、2安打零封。すばらしい投球でした。
そこから、ビドルはしっかり抑えて、守護神・平野がしめるはずでしたが、救援失敗。


平野が打たれた時点で、延長の末に負けるのは既定路線でした。


伏兵が相手守護神を倒す

ところが、10回表に相手の絶対的な抑えの森投手から、伏兵で2点取ります。
この場面で点を取れるとすれば、吉田、杉本、宗あたりしかないのがオリックスです。優勝した昨年ですら。


それが、今日は二死から。
後藤駿太のスリーベースで1点。そこで終わらず、宜保の今季初安打で2点目。
普段着野球で、あっさりと守護神を打ち砕いてしまいました。両チームの守護神が粉砕されたのは、時代が変わる兆候でしょう。


パリーグTVより

黒木が抑える

平野の後を受けるのは誰か。中嶋監督の指名は黒木。
まだ新人の頃のあのストレートが戻っているは言いがたいです。しかし、フォークやスライダーを身につけてに幅は広がったように思います。


昨年は平野以外の投手が、セーブのつく場面での救援にことごとく失敗しました。
クローザーが出てこないのがこのチームの最大の課題ですが、黒木が危なげなく3人でしめました。緊迫した場面で力を出せるかは内面の問題でしょう。


5年ぶりのセーブ。
1試合で判断するのも早計ですが、それでもそれだけの意味のあるセーブに感じます。


怪我の功名

平野が打たれた時点で後味の悪い負け試合のはずでした。
それを、打っては駿太、宜保。投げては黒木。いずれも昨年は活躍のなかった選手たちです。
主力に頼らずに勝ったことの意味は大きいです。最高の勝利でしょう。


もし今シーズン優勝したなら、この試合で変わったと言えるような試合だったと思います。


しかし、明日勝つことが大事です。
ソフトバンクに勝ち越して、ロッテ戦に臨みたいです。