今日はソフトバンクが西武に敗れました。
１１回２死から森選手が出塁すると、山川選手の一発。負けない投手、藤井投手を陥落しました。この物語も感動的ですが、西武さんなのでさらっとにします。

ソフトバンクは千賀投手だけに厳しいと思っていましたが、西武の松本投手が素晴らしかったです。ソフトバンクも土壇場で起死回生の柳田選手のホームランがありましたが、西武はそれでも挫けずに延長を制してくれました。

西武は今日ソフトバンクに勝つ意義は非常に大きいでしょう。
CSファーストステージはアドバンテージはありませんが、ファイナルステージはアドバンテージの１勝があります。
今シーズンの西武はオリックスには勝ち越しており、ソフトバンクには負け越しています。とすれば、アドバンテージなしのファーストステージでソフトバンクと対戦する方が、西武にとっては得策でしょう。西武にとっては、損得勘定で言えば、オリックスが優勝した方が得。
もっとも、選手たちはそんな打算ではなく、目の前の勝負に全力で行った結果でしょう。

しかし、明日、ソフトバンクが対戦するロッテは、目標のないチームです。
どこまで、勝ちに行ってくれるか。一方、オリックスと対戦する楽天も目標はないチームです。ただ、田中将大投手は意地でも２試合連続でオリックス負けられないはず。熾烈な戦いになるでしょう。

ソフトバンク、オリックスともに勝つ可能性が高いと思います。

ここまで来たら、もう結果は関係ありません。ここまで来てくれただけで十分です。
大事なのはオリックスが勝つこと。田嶋大樹の10勝と勝ちを両方とも達成してください。課題の分離で言えば、ソフトバンクの勝敗は、コントロールできないこと。それはもう仕方ないことです。