劇的な優勝の興奮が冷めやらぬ中、去りゆく人が。

投手

沢田圭佑
谷岡楓太
松山真之
榊原翼
中川颯
海田智行

澤田、榊原、海田は一軍での実績があります。
中でも、沢田と榊原はまだ若いだけにちょっと非情な気もします。
ただ、今のオリックスのスタッフがみて、戦力外としたのなら正しいのでしょう。

海田は広島の県立高校出身で、駒大から日本生命。長きにわたって、貴重な左の中継ぎとして貢献してくれました。

沢田圭佑

２年目の2018年は苦しい時に連投で頑張ってくれました。47試合登板で５勝８ホールド、防御率2.54。

現在は、155km/hを超す中継ぎが、４人。去年はほぼ居なかった選手たち。
宇田川優希、山﨑颯一郎、本田仁海、ワゲスパック。
さらには、復活した 近藤大亮、黒木優太も、来年はさらに期待できます。
小木田敦也や比嘉幹貴も控えます。
抑えは、平野佳寿に頼っていますが、後半は阿部翔太も任されました。

ここであげただけで、10人。大半が20代前半という、驚くべき若さ。

厚沢投手コーチ
「宮崎キャンプで衝撃を受けた。ダイヤモンドの原石がこんなに転がってるのかと」
宇田川、阿部は、シーズン前は戦力として、カウントしていなかった投手です。原石を磨く、育成力がすごいです。

残念ながら、もはや澤田の出番は無いのでしょう。

榊原翼

山本由伸、山﨑颯一郎の入団時からの同期です。
山本と榊原が期待の年の開幕前。「はやく山﨑も帰ってこい」と２人で語る記事を見た記憶があります。2019年には3勝4敗、防御率2.72。これがキャリアハイになってしまいましたが、堂々たる成績です。増井が打たれて逃した白星もあり、打線に恵まれたなら5勝はできたでしょう。

2021年頃にファームで見たときは、必死で投げているのですが、腕を振っていると言うよりも、体を回しているような印象でした。山本由伸が腕を振りながらも体は止まっているように見えるのとは対照的でした。

気持の投球と、かわいらしい笑顔のギャップ。好きな選手でした。

野手

鶴見凌也
広沢伸哉

どの選手も思い出はあります。
勝負の世界は非情です。しかし、新しい人を迎えるには枠を開けなければいけません。
次のステージでの活躍を期待しています。

ありがとうございました。